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Xbox Wireは、Obsidian Entertainmentが開発中のRPG『Avowed』についてのインタビューを公開しました。
“選択”へのこだわり
公開されたインタビューではリージョンディレクターのBerto Ritger氏が、プレイヤーによる選択を重視しており、その結果が個人や集団に対して影響を与えると語っています。それに続いてナラティブディレクターのKate Dollarhyde氏は選択を含むクエストなどのコンテンツを「制作者とプレイヤーとの会話のようなもの」と例えます。
そうしたゲームにおける“選択”について、ゲームディレクターのCarrie Patel氏は「選択と結果が完全に予測可能であれば新鮮さがない。全く予想外なら不快感を覚えることもある」とバランス調整の難しさも語っています。
オープンワールドではないからこそ実現する選択と結果の妙
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上記のようにこだわりを持って制作されている本作における選択と結果という要素ですが、オープンワールドではなく境界のあるゾーンが採用されているからこそ高いレベルで作ることができるともされています。
Ritger氏はこのゾーン制というのが選択のために「良いペース調整メカニズム」であり、プレイヤーが次のことをする前に何をしてきたかを大まかに把握することができると説明。それを補足する形でDollarhyde氏も「オープンワールドゲームはペース調整が非常に難しい」と語っています。
こうしたこだわりの元になっている部分として、Patel氏はObsidian EntertainmentがRPGにおいて大量のコンテンツを作っており、何かを見つけたプレイヤーが「私の見つけたこれを、ほかに何人が見つけたのだろう?」と思うことがRPGの楽しさのひとつであるとの考えを明らかにしています。
『Avowed』は、Xbox Series X|S/Windows(Steam、Microsoft Store、Battle.net)向けに現地時間2月18日に発売予定。配信初日からGame Passにも対応予定です。