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ドイツのテック系メディアigor’s LABは「RTX5090」のレビュー記事を発表し、その中で電力スパイクによる瞬間最大消費電力900Wを記録したことを明らかにしました。
より高度な過電力保護機能を有するATX3.1規格の電源の使用を推奨しています。
瞬間で電子レンジ並みの消費電力、電源容量には余裕を持った選択を
今回公開された記事ではFE版「RTX5090」が使用されており、DLSS4や各種ゲーム作品を用いたベンチマークなどが行われています。
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特にmulti-frame generationを使用することで、『サイバーパンク 2077』にて1440p解像度で平均461.5FPSを記録するなど、DLSS4などの新機能の威力を痛感できる内容となっています。
また、記事内では消費電力の詳細な調査も行われており、電力スパイクによる瞬間最大消費電力900Wを記録したことが明らかになっています。なお、ATX2.0規格では定格出力の1.25倍、ATX3.0では1.8倍、ATX3.1では2倍までの電力スパイクに対応可能と設定されていることから、igor’s LABはATX3.1規格の電源の使用を推奨しています。
900Wとなると瞬間とは言えちょっとした電子レンジ並みの消費電力で、性能に違わぬ電力食いと言えそうです。PCをアップグレードするときは多少なりとも電源にもこだわった方が良さそうです。
※UPDATE(2025/1/27 22:18):記事公開時に掲載していたイメージ画像の1枚がRTX5080のもので、誤解を招きかねないため差し替えました。