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Vawraek Technologyは、MMORPG『The Quinfall』にアップデートを配信し、その内容をSteam上にて告知しました。
2,016平方キロメートルのオープンワールドを探検するMMORPG
『The Quinfall』は中世ファンタジーの世界を探検するMMORPGで、プレイヤーは多様な職業や戦闘スタイルを駆使して冒険することができます。1月24日にWindows向けに早期アクセスとしてリリースされていました。
本作の特徴としては2,016平方キロメートルに及ぶ広大なマップを持ち、四季の変化や昼夜のサイクルがリアルに再現されています。プレイヤーは5つの異なる地域を探索し、それぞれの地域で独自の気候や環境を体験できるとのこと。戦闘システムはノンターゲット方式を採用しており、PvPやPvEの戦闘がプレイヤーのスキルに依存する形で展開されます。また数十種類の職業と9種類の武器システムも用意されており、戦闘や生産のほかにも交易をしたり家を建てたりといったこともできるとされています。
サーバーに関する問題で“やや不評”に
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そんな本作は記事執筆時点(1月28日)でSteamの評価が2,081件中28%が好評の“やや不評”となっています。かなり厳しい評価ですが、レビューの内容を見るとサーバーが不安定でプレイに支障をきたしており、なかにはログインできないプレイヤーもいるということが理由として挙げられています。
そうした状況で本日1月28日にアップデートが実施されています。Steam上で公開されたアップデートノートによると、サーバーに上限を設定、サーバーへのログイン問題を技術的に改善、キューシステムを導入など上記の不満点を解消することを目指しているようです。そのほかにもNPCが表示されない問題の修正やVコインに関する問題の修正や補償などが行われています。
厳しい船出となった『The Quinfall』ですが、リリース直後のピークが過ぎた後も3,000人程度の同時接続プレイヤー数(SteamDB)を維持して極端な落ち込みは見せていません。ここから問題点が解消して広大なマップや高い自由度といったゲーム内容が評価されるのかが注目されます。
『The Quinfall』は、Windows(Steam)向けに2,300円で早期アクセスを実施中です。