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見せてもらおうか、スマホで遊べる『ジージェネ』の新作とやらをー『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』は『ジージェネ』らしさあふれる本格派!【ネットワークテストプレイレポ】

「ジージェネ」は永遠に進化し続ける。いま再び最強部隊を率いて、スマホでもガンダムの歴史を極めろ!

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見せてもらおうか、スマホで遊べる『ジージェネ』の新作とやらをー『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』は『ジージェネ』らしさあふれる本格派!【ネットワークテストプレイレポ】
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1979年に最初のアニメ作品が放映されて以来、45年以上の間幅広い支持を得てきた「ガンダム」シリーズ。アニメのみならず、プラモデルや小説、漫画など、複数の媒体に渡って大きく展開していったガンダムワールドは、各時代、各人それぞれの異なったガンダム像を形成していきました。

そんな「ガンダム」シリーズの世界を余すところなく体験できるゲームが、今回ご紹介する『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』です!

『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』(以下、『ジージェネ エターナル』)は「ガンダム」シリーズを題材とした戦略シミュレーション『SDガンダム ジージェネレーション(以下、『ジージェネ』)』シリーズの最新作。App Store/Google Play向けのスマートフォンアプリとして今後の配信が予定されており、1月24日から1月28日にかけてネットワークテストが実施されていました。今回はそのプレイレポートをお届けします。

◆MOBILE SUIT IN POCKET!ガンダム、スマホに集結!

長きに渡って愛される「ガンダム」が集結する夢のゲーム『ジージェネ』。このシリーズは大別すると2つのタイプに分けられます。ひとつは歴代ガンダム作品の原作ストーリーを追体験できるもの、もうひとつは他作品がクロスオーバーするオリジナルストーリーが進行するものです。筆者がプレイした限り、本作は前者の系統にあたるものとなっていました。

このシリーズの醍醐味は、歴代ガンダム作品の世界にオリジナル編成の部隊でプレイヤーが介入できるという点。自分のお気に入りの機体を率いてステージを攻略し、敵機を鹵獲、それを部隊に編入したり開発経路図を埋めたりしながら、またステージに挑んでいきます。ジオラマ上で架空戦記を楽しみ、自分の手で少しずつ図鑑を完成させていく、そんな喜びが得られるのが『ジージェネ』の特徴といえるでしょう。

では『ジージェネ エターナル』でもこうした持ち味は残っているのでしょうか?早速確かめていきましょう。

◆「機動戦士ガンダム」のストーリーを体験!君は生き延びることができるか?

「メインステージ」で最初にプレイ可能なのは「機動戦士ガンダム」のストーリー。ここを起点に少しずつ他のガンダム作品のストーリーが解放されていくようです。今回のネットワークテストでは「機動戦士Ζガンダム A New Translation」と「機動戦士ガンダムSEED」の世界にもアクセスすることができました。

プレイヤーの操作する部隊は2つに分かれています。ひとつ目は進行中の作品に関連するユニットのみで編成可能なシリーズ部隊。ふたつ目がどのガンダム作品からも自由に編成可能なフリー部隊です。なお、ストーリー以外のイベントなどではどちらもフリー部隊になることがあります。

敵・味方フェイズに応じて切り替え可能なオート機能も搭載。ただし、報酬獲得のためにスコアアップを目指す場合や、オートモードだけではクリアの難しいステージも登場してくるので、プレイヤーの戦略がものを言う場面は失われていません。

ガンダムよ、このビグ・ザムを倒せるか。

たとえば筆者は、ステージ11「恐怖!機動ビグ・ザム」までの間オート機能を併用しながらプレイしていました。しかしジオン脅威の巨大モビルアーマー・「ビグ・ザム」がいわゆる壁ボスとして立ちはだかります。ミッション失敗を繰り返した筆者は完全マニュアル操作で戦略を立て直すことに。

強敵を撃破するには各キャラクターの持つ「スキル」が重要です。一時的にユニット能力を強化するスキルは、使いどころを見極めて使えば攻防両面で役立ちます。ビグ・ザムの放つ強力なメガ粒子砲を、キャラクターが持つダメージ軽減スキルを使って耐え忍びます。

攻撃を仕掛けるうちにエネルギーが尽きてしまった……そんな時は各部隊に配置できる「サポーター」の出番です。サポーターはガンダムシリーズの戦艦をモチーフにした要素で、条件に適合した部隊内のユニットを強化し、1ステージに一度だけ「サポートスキル」を使用できます。満身創痍となった筆者の部隊は「ホワイトベース」のエネルギー回復効果を用いて戦線を維持。

いよいよ反撃体勢が整いました!ここからはビグ・ザムを「支援攻撃」で一気に叩きます。敵に攻撃する際、範囲内に支援攻撃スキルを持つ味方ユニットが存在すれば、複数のユニットが連携して攻撃を仕掛けられます。また反撃されるのは攻撃を仕掛けたユニット1体のみなので、損耗は最小限で済みます。

さらに敵からの攻撃を別のユニットが肩代わりして受ける「支援防御」を用いることで戦線はより盤石に。このほか敵機を撃墜することで再行動可能な「チャンスステップ」、行動に応じて変動する「テンション」の攻撃力増加効果を駆使してステージを攻略します。

筆者の戦略により集中攻撃を浴びせられたビグ・ザムは、宇宙要塞ソロモンの海に轟沈。時に宇宙世紀0079年、12月24日のことであった。

◆私は機械ではない。任務遂行のために戦力を強化したものだ。

このように戦場での立ち回りがものを言う本作。しかしそれでもステージクリアが難しいという局面も出てきます。そんな時は一度ホーム画面に戻って戦力を増強しましょう。

「Dガンダムファースト」は漫画作品『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』より登場。『ジージェネ』に登場する機体はアニメ以外からの出展も少なくありません。

強化」を実行すれば必要な素材を投じてユニットやキャラクター、サポーターのレベルをアップさせ、戦闘力の向上が図れます。「開発」はベースとなるユニットを派生させていき、新たなユニットに作り変えます。開発には素材が必要になるほか、一定のユニットレベルを条件とするものもあるので、先述した強化を用いるなどして条件を満たしましょう。

「マラサイ」を発展させることで……

開発画面で表示される開発経路図は『ジージェネ』シリーズおなじみの要素。登場するユニットがどのような系譜に位置するのか、原作・シリーズファンにとってはそれを眺めるのも楽しみのひとつとなっています。なお、本作では開発経路図を埋めるにつれ報酬が得られます。

「アッシマー」を開発!モビルアーマー形態に変形して空中戦が行えるようになりました。

マイベース」ではお気に入りのMSを展示できる「MSドック」、キャラクターやユニットの情報閲覧やストーリー回想を行える「ギャラリー」といった、ライブラリー機能も充実。

このほか一定期間ごとに素材が調達できる「戦艦巡航」、キャラクターからのリクエストに応えて報酬がもらえる「キャラリクエスト」など、攻略に役立つ要素も備えています。

プレイヤーに「ドップ」を要求するシャア・アズナブル。航空戦力が枯渇しているのかもしれません。報酬に機体の追加装甲をくれました。

◆君の目で確かめろ!「ガンダム」シリーズのストーリーを追体験

各ステージ開始前と終了後には、原作の場面写真を背景にナレーションと台詞でストーリーが語られ、名シーンではボイス演出が入ります。ゲーム進行に合わせて原作エピソードは要約されており、本来の話数と比較するとステージ数は半分以下となっています。それでもストーリーパートの比重は高く、テキスト量も十分、かつ原作の流れがうまく切り出されています。

筆者自身ガンダムのTVシリーズ作品はおおよそ視聴してきましたが、本作をプレイしてみて、ストーリーの全体像がどのようなものだったかを思い出すことができました。また、たとえ原作を未見であってもストーリーの概略はかなり理解しやすいのではないか?と感じました。この機会に本作から「ガンダム」シリーズに触れるのもいいかもしれません。

◆『ジージェネ』×スマホ 夢が、交わるースマホで遊べる本格的『ジージェネ』に期待大!

「ジージェネ」の顔ともいえるオリジナル機「フェニックスガンダム」ももちろん登場

筆者はつねづね『ジージェネ』シリーズのシステムは基本無料のスマートフォン向けゲームと非常に親和性が高いと思っていました。たとえば、ストーリーとは直接関係のないユニットをゲスト参戦させて戦闘が行える点、既存のユニットに素材を投じて新しいユニットに作り変えられる点などは、スマートフォン向けゲームで採用されることの多い要素だと思います。

『ジージェネ』はシリーズ初期から現在に至るまでこうした要素を継承・発展させてきました。複数のガンダム作品が一堂に会する『ジージェネ』は、プレイヤーが好みのユニットを収集して戦わせる「IF」の楽しみと、原作の魅力であるストーリーが両立することはマストのことだったといえます。だからこそこうしたシステムがいち早く採用され、プレイヤーに受け入れられたのでしょう。

そして『ジージェネ エターナル』は、これまで『ジージェネ』が培ってきた上記で挙げた要素をしっかり受け継いでいます。もちろんシステム関連などはスマートフォン向け基本無料ゲームに合わせたものにチューニングされており、キャラやユニットをランダムで入手できる「ガシャ」もあれば、戦闘シーンの速度変更や高得点でクリアしたステージのスキップなど、手軽にプレイできる要素が取り入れられています。

ビグ・ザムと死闘を繰り広げていた時、開発経路図からユニットを開発するとき、ストーリーを追体験しているとき……そのどれもがまさしく『ジージェネ』の最新作にふさわしい、本格的なものでした。

筆者がプレイしたのはあくまでネットワークテストのバージョンですが、2022年の発表から首を長くして待っていた『ジージェネ』プレイヤーや原作ファンに「待った甲斐があった!」と言わせるだけのポテンシャルが感じられるものとなっていました。

戦闘シーンのクオリティは非常に高く、機体が縦横無尽なアニメーションをみせます。

サービス開始時期は未定のため、いましばらく期待に胸膨らます時期は続きそうですが、今後のリリース予定や新たなユニットの追加など続報を待ちたいところです。

※ゲーム画面は全て開発中のものです。

©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・MBS


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