先日、開発体制の見直しが発表されたRPG開発スタジオ・BioWareですが、現在の従業員数は100人に満たない規模になっているようです。Bloombergなどが報じています。
新作『Mass Effect』開発中も、100人以下か
BioWareは現在『Mass Effect』シリーズの新作を開発しています。これまでの報道では、コアメンバーを残し他の従業員は別のEA傘下スタジオに出向させられるといった内容が伝えられていました。
報道によると、現在はレイオフを経て従業員数は100人未満となっていて、『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』を開発している際は200人以上、最盛期には3スタジオで400人以上と比較すると現在はかなり少数での開発となっているようです。
『ヴェイルの守護者』は150万本とシングルプレイヤーRPGとして見るとそれなりに良い売り上げだったものの、会社の期待していた売上本数は300万本以上であったため、EAの株価が下落する事態となっていました。この開発体制変更は本作の発売直後に行われたため、元々売上に関係のない決定だったそうですが、不調はそれをより決定づける理由になってしまったようです。
とはいえ、『Mass Effect』次回作はまだ開発序盤の状態にあると思われます。今後本格化していくにつれ、再び従業員数が多くなる可能性は考えられるでしょう。この新作によってかつてのような輝きを取り戻せるかに注目が集まります。