※UPDATE(2025.02.05.19:45):本記事でのSteam Deckの検証環境と何度かベンチをまわすとクラッシュすることがある旨を追記しました。
2月5日にYouTubeなどで配信された「カプコンスポットライト」に合わせる形でリリースされた『モンスターハンターワイルズ』のPC版ベンチマークソフト。PC版はそこそこ高いスペックを要求されていることでも話題となっていますが、そこで気になるのはSteam Deckでも動くのかということです。
『モンハン』シリーズは、PSPをはじめとする携帯機で大きくシェアを伸ばしたタイトルだけあり、帯型機との相性が良いイメージです。前作の『モンスターハンターライズ』はニンテンドースイッチから展開がスタートしていますしね。
きっとSteam Deckでもプレイできたらきっと楽しいはず。でもスペックの要求は高めだし…。
ということで、リリースされたばかりのベンチマークソフトをSteam Deckでもまわしてみました。その結果は……?
本検証はSteam Deck 512GBモデルの本体SSDにインストールして行われました。外付けのSDカードやeMMC搭載の64GBモデルにインストールした場合、読み込み速度の影響でスコアが落ちる可能性があります。
結果は・・・??


一番重たい雷のフィールドでも30fpsを大きく割ることはなく、平均では40fpsに!「設定変更が必要です」となっていますが、ふつうに遊びことはできそうな結果となりました。現在のところ『モンスターハンターワイルズ』はSteam Deck互換の確認済みタイトルではありませんが、今後を期待してもいいのかもしれません。
いやしかし、このグラフィックのタイトルをベンチマークとはいえ、Steam Deckで動かしてしまうカプコンのREエンジンは本当にすごいですね……。
『モンスターハンターワイルズ』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2025年2月28日発売予定です。オープンベータテストは2月7日12時~2月10日11時59分、2月14日12時~2月17日11時59分の2回にわたって行われ、クロスプレイも可能です。
追記:本検証記事執筆後にベンチを何度かまわしているとたまに途中でクラッシュすることを確認しました。
Steam DeckはカスタムLinuxであるSteam OS上で互換ソフトウェアによってWindowsアプリを動かしているため、対応していないと不安定であったり起動しなかったりすることがあります。
今回の検証は「対応していないにも関わらずここまで動いた」ということ紹介する内容であり、問題なく起動することを強調するものではありません。