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Xbox Wireは、Obsidian Entertainmentが手掛けるRPG『Avowed』における世界設定についてのインタビューを公開しています。
オープンワールドではないからこその良さがある『Avowed』
本作についてのインタビューとしては、現地時間1月24日にプレイヤーによる選択を重視しているとの内容が公開されていました。
同インタビューではさらに、オープンワールドではなく境界のあるゾーンが採用されているからこそ選択のために良いペース調整ができるということも語られていました。
「ドワーフがスコットランド訛りである必要はない」
現地時間2月7日に新たに公開されたインタビューではゲームディレクターCarrie Patel氏が、本作の舞台であり『Pillars of Eternity』シリーズとも共有する世界「エオーラ」について説明しています。
ゲームにおけるロア(伝承)を作る際には「全てを意図的にしたい」と語るPatel氏は、例として「ドワーフがスコットランド訛りである必要はない」や「全てのエルフが容認発音(BBCのアナウンサーが話す、いわゆるキングス/クイーンズ・イングリッシュ)である必要はない」と示しています。これらはほかのファンタジー作品での“お約束”をただ踏襲するのではなく、作中での文化や環境についてどういった成り立ちがあるかを逐一考えるということであるようです。
そうした面から現実世界でのマダガスカルなどのような世界から干渉を受けずに進化してきた島々と同様に、本作で冒険することになる「リビングランド」は独特な環境があって魅力的だとしています。
国内外のゲーマーやファンタジー作品ファンの間で時折話題となるドワーフのスコットランド訛りですが、そうした細部にまでこだわっていることが伝わり、近づいてきた発売に向けて期待が高まります。
『Avowed』は、Xbox Series X|S/Windows(Steam、Microsoft Store、Battle.net)向けに2月19日に発売予定。配信初日からGame Passにも対応予定です。なお日本語への対応は発売から1カ月後のアップデートにて追加予定であるということです。