2025年1月31日(金)~2025年2月6日(木)にGame*Sparkで公開された記事から特に読まれた記事トップ5をご紹介する週刊ゲムスパランキング、略して週刊スパランのお時間です。一週間のおさらいをしたい、忙しいから手早く知りたいという方にもおすすめです!
5位―初代『ドンキーコング』の「クリア不可能面」突破法“44年越し”に編み出される
1981年発売の初代『ドンキーコング』に存在する「キルスクリーン」と呼ばれる、通常はクリア不可能な最終ステージを、YouTubeクリエイターのKosmic氏が突破して話題になりました。
「キルスクリーン」とは、ゲーム進行に伴い、プログラムのオーバーフローが起こることでレベル22で残り時間が極端に短くなり、通常ならすぐにゲームオーバーになってしまう現象。つまり、長年「クリア不可能」とされてきたステージです。
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最終ステージの突破の鍵となったのはグリッチでした。「壊れたハシゴ上で特定の入力をすると、通常の制限を超えて上昇できる」というグリッチが発見。さらに、ドンキーコングがタルを転がすタイミングとステージのタイマーが連動している点を利用し、タルの投げるタイミングを調整することで、僅かな時間を有効活用する方法が見出されました。
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Kosmic氏はツールを使い、フレーム単位で細かく調整しながらこのグリッチを試行。結果、数十年「突破不可能」とされていたキルスクリーンを実際にクリアすることに成功したようです。
4位―18年かけて復活した『首都高バトル』にかける想いを開発陣に聞く
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1月23日に早期アクセスを開始して、「圧倒的に好評」を得ているレーシングゲーム『首都高バトル』。発売初日に14,000人以上の同時接続を記録し、話題になりました。元記事では本作のプロデューサーの野口健太郎氏とマーケティング責任者の佐藤孝年氏にインタビューを実施。
前作『首都高バトルX』から18年ぶりの復活となった背景やコンセプト。ゲームの内容と特徴。今後のアップデート計画など、知られざる首都高への拘りを聞いています。
3位―『モンスターハンターワイルズ』のベンチをSteam Deckでまわしたら…
2月5日にYouTubeなどで配信された「カプコンスポットライト」に合わせる形でリリースされた『モンスターハンターワイルズ』のPC版ベンチマークソフト。PC版はそこそこ高いスペックを要求されていることでも話題となっていますが、そこで気になるのはSteam Deckでも動くのかということです。
Steam Deck(512GBモデル)で試した結果、重い「雷のフィールド」でも30fpsを下回ることなく、平均約40fps前後のパフォーマンスを確認。設定変更が必要な点や、外付けSDカードや64GBモデルでは読み込み速度の影響でスコアが下がる可能性があるものの、普段のプレイには十分な動作が期待できる模様です。
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ただし、時折クラッシュする現象も見受けられ、Steam Deck上では公式対応外のため不安定な部分もあるようです。
2位―『Forza Horizon 5』PS5で2025年春に発売、Xboxの名物ドライブゲームが他機種に
マイクロソフトは、Playground Gamesのドライブゲーム『Forza Horizon 5』をPS5向けに2025年春に発売することを発表しました。
本作は、2021年にPC/Xbox One/Xbox Series X|Sで発売されたオープンワールドドライブゲームです。広大なメキシコを舞台に、レースをしたり景色を楽しんだりと多彩な遊び方ができます。
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今回のPS5版には、これまでのバージョンと同等のコンテンツが収録され、クロスプレイも可能。カーパックや「ホットウィール」とのコラボコンテンツなど、有料DLCも配信されます。
加えて、全機種向けの無料アップデート「Horizon Realms」も配信予定。こちらは過去にリリースされたコミュニティの人気Evolving Worldsを厳選して収録することに加え、サプライズも加えられているといいます。詳細は後日伝えられます。
1位―マッチ開始で即退場『SYNDUALITY Echo of Ada』スタート地点への地雷敷設戦法が蔓延
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2025年1月23日に発売された『SYNDUALITY Echo of Ada』ですが、プレイヤーの出撃地点に地雷を敷設する戦法が蔓延。スタート地点から一歩でも動けば起爆する、凶悪無比なリスキル戦法と化しています。
通常、敵の予想ルート上や荷物に仕掛けるブービートラップ的使用法が一般的ですが、試合開始直後に無防備なプレイヤーを狙うこの戦法は、対策が立てにくく理不尽とされています。
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他のゲームでも度々みられる状況ではありますが、これに対しスタート直後の一定時間無敵化やレーダー上での強制発見など様々な対策がシステム的に実装されていることが多いです。運営がどのような対応策を講じるのか、今後の動向に注目です。
今週最も読まれたのは、『SYNDUALITY Echo of Ada』についての記事に。なお、“開幕地雷”は「問題」として認識しているとし、「急ぎ調整を予定」しているとされています。