
Electronic Arts(EA)のCEOを務めるAndrew Wilson氏は同社第3四半期財務報告における質疑応答にて、人気FPSシリーズ『バトルフィールド』の新作について、戦略的な発売の延期も視野に入れていることを明かしました。
EAにとっても2025年は激戦区!柔軟な対応を行う姿勢示す
ユーザーの意見も取り入れながらの開発進行計画が明かされ、期待の高まる新作『バトルフィールド』。財務報告内では2026年3月31日までの発売予定も示されていましたが、これを受け質疑応答ではアナリストからメジャータイトルのリリースが重なることをどう考えているかとの質問が寄せられました。
Wilson氏は回答で「ゲームの規模に見合ったレベルまでコミュニティを成長させることができる時期にリリースしたい」との考えを示し、2025年が激戦区であるという意見を肯定。チームが発表されたリリーススケジュールの下動いており、開発進捗への信頼も明かしたうえで「リリースが近づいた際に最適なタイミングではないと判断すれば『バトルフィールド』たるに必要なエネルギーやプレイヤー獲得の機会、時間を確保できる別の時期を検討するでしょう。」と開発とリリース時期の両面で柔軟な対応を行う姿勢を見せています。
シリーズ史上最大規模の投資と明かす一大プロジェクト

他に回答内でWilson氏は本作が「これまでで最大の『バトルフィールド』」を目標に開発されていると語り、開発に4つのスタジオが携わっていることや十分な開発期間を確保していること、これまでの経験を活かしつつシリーズ史上最大規模の投資が行われていることも明かすなど、まさに社運のかかる一大プロジェクトと言えそうな新作『バトルフィールド』。具体的な内容や対応プラットフォーム、価格などの詳細について今後の発表が待たれます。
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