ハラスメント隠蔽問題で2023年に退任したActivision Blizzard元CEOのボビー・コティック氏が出演したクライナー・パーキンスのYouTube動画にて、エレクトロニック・アーツの元CEOが買収されていた可能性があったことを明かしました。
『BF』と『CoD』が同じ会社の下にあった可能性?
この動画には、ボビー・コティック氏に加え、EAの元CEOであったビング・ゴードン氏も出演し、かつて両社の間であったことについて話しました。その内容によると、EAは『コール オブ デューティ』や『ギターヒーロー』、Blizzard Entertainmentなど現在Activision参加にあるIPや企業を買収する機会があったようですが、見送ることになったといいます。

ただ、この決定を大きく後悔しているわけではない模様。というのも、ゴードン氏はBlizzard Entertainmentにて初期メンバーの多くを維持したコティック氏の手腕を評価し、尊敬しているためです。EAに限らず、他の会社が買収していたとしても、長期間生産性を維持させるということは難しかっただろうと語っています。

Activision Blizzardは現在マイクロソフトの傘下にありますが、もしかしたらEAの傘下になっていたかもしれない……というifの歴史を感じさせるエピソードでした。『BF』と『CoD』が同じ会社の下に集っていたのかもしれないと考えると、その場合のゲーム業界は今とはかなり異なるものとなっていそうです。
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