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2025年2月現在最新のWindowsのバージョンはWindows11ですが、その1つ前のWindows10も安定性などの面から根強い人気を誇っています。しかし、Windows10のマイクロソフトからのサポートは2025年10月14日をもって打ち切られることが発表されています。
SteamでのWindows10のユーザー比率は約43%。可能な限りサポート打ち切り前にアップデートを
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Steamが毎月公開しているSteamユーザーのハードウェア・ソフトウェア調査によると、SteamユーザーのWindows10使用率は42.87%。Windows7使用者も合わせると、約43%のユーザーが古いバージョンのWindowsを使い続けているという結果が報告されています。
サポート切れのOSにはセキュリティ更新プログラムやソフトウェア更新プログラムが適用されなくなり、重大なセキュリティ問題が発覚してもサポートが受けられず悪意のある攻撃に晒されるリスクが高くなります。可能ならば、2025年10月のWindows10サポート終了前にWindows11にアップデートしておくべきでしょう。
もしPCのスペックの問題でWindows11にアップデートできない……というならば、ちょうどPCの買い替え時と言えるのかもしれません。どうしても現在のPCを使い続けたい!というのであれば、上級者向けにはなりますが、各種Linuxディストリビューションを導入するのも1つの手です。現在のLinuxディストリビューションにはWindowsとさほど変わらない操作感を持っているものもあり、またSteam Deckが根本的にはLinuxであるため、今日ではLinuxでも遊べるSteamのゲームも多いです。各種設定についてはPCとLinuxの知識が必要とされる部分も多いですが……。
何はともあれ、サポート切れのOSを使い続けることはリスクが高く、他のコンピューターへの攻撃に使われる踏み台となってしまう可能性も無きにしも非ずです。可能な限り、Windows10以前からWindows11へと移行した方がよいでしょう。