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カジュアルプレイから競技プレイまで、幅広い層が楽しんでいることで知られるクラフト系TPS『フォートナイト』ですが、この度競技プレイにおいて、不正行為を行ったプレイヤーに対し法的処置と永久追放の処罰を行ったとフォートナイト競技プレイの公式Xアカウントが発表しました。
「アカウントの共有」も立派な不正行為。賞金は没収され慈善団体へ寄付される
海外メディアEurogamerによると、不正行為が認められたのは『フォートナイト』のeスポーツ選手として活躍していたRepulseGod氏。同氏は賞金総額400万ドルのFortnite Champion Series 2023(以下、「FNCS」)への出場資格を得るため、友人とアカウント共有を行ってゲームを有利に進めていたことが明らかになりました。
もちろん、「アカウントの共有」は不正行為です。Epic Gamesはこの不正行為に対し、「アカウントを共有して不当にFNCSの資格を得たプレイヤーに対して法的措置を講じました」とし、同プレイヤーからの謝罪メッセージ動画もアップロードされています。
Eurogamerの記事によると、RepulseGod氏はFNCSの成績によって「数千ドルを稼いだ可能性が高い」としており、没収された氏の賞金はあらゆる子どもたちがゲームを楽しめるように設立された慈善団体「Child's Play」に寄付されるという事です。
オンラインゲームでの不正行為は絶対に手を出してはいけないゲーマーの禁忌です。それを破った場合どうなるか、今回の措置は一種の見せしめといえるでしょう。