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HBMおよびDDR5メモリの需要と利益の増加に伴い、主要なDRAMメーカーはDDR4およびDDR3メモリの生産を中止する予定だと、海外メディア「Wccftech」が報じています。
DDR4メモリ製造中止、主要メーカーも生産終了へ
「Wccftech」の記事によると、AIとクラウドコンピューティングの成長によるHBMメモリの需要や、2021年に導入されたDDR5メモリが好調なことで、DDR4/DDR3メモリの利益が減っており、2025年後半には供給が大幅に減少する動きがみられるとのこと。そしてサムスン、マイクロン、SKハイニックスなどの大手メーカーがDDR5とHBMメモリに重点を移し、DDR4/DDR3メモリの生産を停止する可能性が高いとしています。
一方でDDR4/DDR3メモリは現行のPCに搭載されているケースもまだ多く、ナンヤ・テクノロジー、ウィンボンドといった台湾メーカーが、大手メーカーの代わりに需要に対応することが期待されています。とはいえ2026年には安定したDDR4/DDR3メモリの新規生産も少なくなることが予想されるため、手に入れたい方は今のうちにチェックしておくと良いのではないでしょうか。