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自分のイラストでお手軽バトル!サクッと楽しめつつスキルツリーの魅力が味わえるRPG『いせかいだんじょん』【東京ゲームダンジョン7】

自分のキャラを「どこまで強くするか」……上がっていく難度と比べて悩みます。

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自分のイラストでお手軽バトル!サクッと楽しめつつスキルツリーの魅力が味わえるRPG『いせかいだんじょん』【東京ゲームダンジョン7】
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2月15日~16日に東京・浜松町でインディーゲーム展示会「東京ゲームダンジョン7」が開催されました。Game*Sparkでは複数の注目タイトルのレポートを掲載していきますが、本稿ではローグライトRPG『いせかいだんじょん』の試遊レポをお届けします!

『いせかいだんじょん』はバトルメインのローグライトRPG。自らのイラストをゲーム内に登場させられるシステムや、スキルツリーをベースとしながらも「戦闘などを重ねると敵も強くなる」というシステムが印象に残る一作でした。開発途中とあってまだまだ体験しつくせない要素はあったものの、本作のキモとなる方向性はしっかりと味わえました。

ちなみに、『いせかいだんじょん』はOyFyByさんが以前作られた『いせかいあどべんちゃー』の続編、あるいはブラッシュアップしたタイトルとのこと。『いせかいあどべんちゃー』はチートスキルで戦うというテーマだったのに対して、こちらはチート的な能力向上などはなく、スキルツリーと向き合って“ダンジョン攻略そのもの”にプレイヤースキルが必要になってきそうです。

◆スキルツリーがスピーディに解放できる嬉しさ!しかし雑魚モンスターと戦う度にボスも強くなる……。

まず本作最大の特徴となるのはポートレート機能です。自分のイラストで冒険できるとあって、"オリキャラでの探検"に心惹かれる方にはうれしいポイントでしょう。

選択できるキャラクターの職業・基礎ステータスは多岐に渡っており、ファイターからソードダンサーまで9種類の上に、自由選択式でポジションを変えてステータス補正が加わっていきます。ファイターでありながらキャスターポジションなどの変わった配置も行えそうですね。

OyFyByさんに話を伺ったところ、一回のプレイにそこまでの時間がかからないということだったので、自分で用意した尖ったキャラが上手く戦いに挑めるのかと試行錯誤していく楽しみ方もありそうです。

『いせかいだんじょん』ふたつ目の特徴は、自分の行動回数によってダンジョンの難度が高くなっていくという点です。筆者はプレイ中、運よく最短距離でボスの手前まで到達できたのですが、その時の難易度は「とてもやさしい」でした。しかし、マップ中での行動によって難度は向上するため、“もっとエネミーと戦いながら強くなって再挑戦しよう”“アイテムを確保しよう”と考えると追い詰められていく可能性があります。

バトルはオーソドックスなシンボルエンカウント形式ですが、キャラクターの成長面に力が入れられており、『世界樹の迷宮』を想起させるスキルツリーが印象的です(OyFyByさん曰く、実際に『世界樹の迷宮』に影響を受けているとのこと)。しかし『世界樹の迷宮』とは違い、スキルポイントがテンポよく入手できるため、素早くスキルツリーを開放できます。ローグライト的な早さを保ちつつ、育成の楽しさに重点を置いた一作と言えるでしょう。しかしスキルポイントは全キャラ共通のため、どのキャラを強くするのかはしっかり考えていかないとキツいと思います。

つまり、行動を重ねるたびに高難度化していくシステムと、かなりの速さで解放できるスキルツリーの2つを組み合わせることで「戦って敵も味方も強くなるか」あるいは「戦わないまま敵の強さを抑えるか」の選択が強いられるのです。

一般的にスキルツリー育成の楽しいところは、自キャラが強くなる方向性が可視化されていながらも、「あと1ポイントあればさらに強くなるのに!」と葛藤させてくれるところ。『いせかいだんじょん』では、スピーディな成長によって“あと1ポイント”が入手しやすくなっていますが、それで敵の強さも向上し撃破が難しくなる可能性を秘めています。

試遊段階ではイベントなどがなくバトルを中心としたゲームプレイを味わえたのですが、聞いてみたところ簡単なイベントなどは実装されるかもしれないとのこと。今後の開発でどのような育成、イベントが待ち構えてるか期待が膨らむ一作ですね。

今回体験できたのは1ステージのみとまだまだ開発途中といった印象を受け、その全てを味わいきれたとは思いませんが、今回は『いせかいだんじょん』で“手軽に骨太な戦闘が楽しめるローグライト”という方向性を感じられました。もちろん特徴となる「オリジナルキャラでの冒険」という要素も見逃せません。

「スキルツリーが好き!」という方はもちろん、手軽にオリキャラでの冒険を楽しみを味わいたいという方は、ぜひ今後の進捗をチェックしてみてはどうでしょうか!


ライター:高村 響,編集:TAKAJO

ライター/ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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編集/いつも腹ペコです TAKAJO

Game*Spark編集部員。好きな映画は「ダイ・ハード」、好きなアメコミヒーローは「ナイトウィング」です。

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