2025年2月14日(金)~2025年2月20日(木)にGame*Sparkで公開された記事から特に読まれた記事トップ5をご紹介する週刊ゲムスパランキング、略して週刊スパランのお時間です。一週間のおさらいをしたい、忙しいから手早く知りたいという方にもおすすめです!
5位―「3年掛けたゲームが売れないで開発者が凹んでる」素朴な宣伝、注目集める
2月16日にX(旧Twitter)でキュウウンさんが投稿した「作ったゲームがあまり売れなくて後輩が凹んでいる。可哀想なので宣伝します」に注目が集まり、2月17日時点で約2500のリポストを獲得しました。
日韓ゲームローカライズなどに携わっているというキョウウン (HambaknunTokki)さんが、後輩のために宣伝していたのは、PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに配信中の、2D横スクロールアクションゲーム『メタルスーツ: カウンターアタック』です。
「正直、このゲームもう終わりだと思いながら最後の力を絞った呟きでした」とのことですが、Xには「こちらのポストを見かけてXbox版買わせてもらいました」「体験版があると嬉しいなあ」といった反応が寄せられ、キュウウンさんも「目を覚ましたら2,000RT突破」「朝から涙が止まらないです」を喜びの声をあげています。
4位―「時間が足りない昨今、無駄を削ぎ落とした体験は新鮮だ」海外レビューハイスコア『Avowed』
本作『Avowed』は、2025年2月19日に発売が予定されているアクションRPGです。プレイヤーは疫病の調査に送り出された特使として、危険が待ち受ける神秘の島を冒険します。自分の選択が波紋のように広がり、人々と自分自身の運命を左右することになると謳っています。
元記事ではそんな『Avowed』の海外レビューをお届け。「間違いなく珠玉のRPGであり、迷うことなくプレイすべき作品だ。」「本作には時間を割くべきだ。後悔はしないだろう。」「『The Outer Worlds』のように、奇妙だが不快ではない世界を舞台にした素晴らしいアクション志向のRPG。」といったレビューから好評を得ています。その他の詳しいレビューは元記事をご覧ください。
3位―歴史的正確さには自信あり、弥助主役のアクションADV『Yasuke Simulator』3月リリース
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HistoryAccurateDevelopersはアクションADV『Yasuke Simulator』のリリースを3月20日に予定しています。
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本作は1579年の日本を舞台に主人公である弥助を操作して、信長の片腕として活躍することとなります。作品の紹介ページでは、歴史的正確さを強調。開発チームは調査を通じて弥助が生きていた頃の日本封建社会を完全に正確に描写するために全力を尽くしたとしています。開発元はHistoryAccurateDevelopersであり、その名に偽りなしといえそうです。
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ただし、Steamページの動画では、刀を扱う様子のほか、迫りくる敵を南蛮渡来の連発銃(アサルトライフル)や長筒(対物ライフル)、あるいはオープントップの鋼鉄の馬などMAP上に隠された様々な装備を駆使して蹴散らす様子を確認できます。また、ダルマの振り子トラップに坂の上から転がってくる無数の小ダルマと、和傘も多数配置されたアスレチック風のステージも実装されるなど、作品自体は『アサシン クリード』新作での弥助の描写にまつわる議論に着想を得た風刺タイトルではないかとみられます。
2位―突如発表・発売されて“非常に好評”の『無双アビス』「晋」の英傑5名が登場する無料アプデを配信予定
コーエーテクモゲームスは、ローグライト『無双アビス』の追加アップデート第1弾を2月25日に無料で配信すると発表しました。
本作は2月13日に「State of Play」にて発表され、発売となったローグライトゲーム。『真・三國無双』や『戦国無双』など「無双」シリーズの英傑たちを操作して、地獄の亡者と戦います。100体以上という英傑から組み合わせを考え、次々と登場させて敵の大群と戦う派手なゲームプレイが特徴です。
追加アップデート第1弾として公開された内容によると「晋」勢力の英傑5名が登場予定。配信日は2月25日であることも明らかにされているほか、あわせて懐かしの衣装なども有料DLCとして配信予定であるとされています。『無双アビス』は、PS5/PS4/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ/Windows(Steam)向けに販売中です。
1位―「売れなさすぎてどうしようもない」海外PvPvE新作、正式版配信わずか2週間でサポート終了へ
tinyBuildはDoghowl Games開発の脱出サバイバルホラー『Level Zero: Extraction』のアップデートを1月30日で最終とし、サポートを徐々に終了すると発表しました。
本作は傭兵としてアイテムを回収して脱出を目指すプレイヤーと、エイリアンとしてそれら傭兵を狙うプレイヤーに分かれる非対称型のPvPvE脱出サバイバルホラー。早期アクセスではSteam評価が“賛否両論”となり、同時接続プレイヤー数でも厳しい状況となっていましたが、1月30日の正式リリースにあたって新モード追加やUI改善によって巻き返しを図っていました。
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それから約2週間後となる2月14日に「バージョン1.0以降:次の予定は?」とする告知をtinyBuildおよびDoghowl GamesがSteamにて投稿。1月30日のアップデートが最終パッチとなったことを報告しました。
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その理由はパフォーマンスが期待を下回ったために「私たちのような比較的小さなチームでは、財政的観点から、ゲームを維持することはもはや不可能」としています。今回のような発表をすることになったことは残念としつつ「どうしようもない」と表現しています。
今週最も読まれたのは、サバイバルホラー『Level Zero: Extraction』についての記事に! 同作については海外掲示板で、とっつきにくさや初期のバージョンの方が魅力的であったという意見が複数見受けられます。