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爽快アクションと居合カウンターが気持ちいい!台湾産の和風ローグライトアクション『百剣討妖伝綺譚』デモ版プレイレポ

4月24日発売予定のローグライトアクション『百剣討妖伝奇譚』。本作のデモ版のプレイレポートを一足先にお届けします。

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爽快アクションと居合カウンターが気持ちいい!台湾産の和風ローグライトアクション『百剣討妖伝綺譚』デモ版プレイレポ
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Hades』譲りの骨太なゲーム性に独自の居合システムを織り交ぜ、和風な世界で華麗なる死闘を繰り広げるローグライトアクションゲーム『百剣討妖伝綺譚』。台湾の7QUARKが開発を、Game Source Entertainmentがパブリッシングを担当する本作は、2025年4月24日にPC(Steam)/PS5・PS4/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチでの発売が予定されています。

本作は2月25日より開催されるSteam NextフェスにおいてPCデモ版が公開されますが、それに先立ち、Game*Sparkではパブリッシャーからデモ版を先行してプレイする機会を得ましたので、本稿ではその模様をお届けします。

「九尾の狐」が率いる敵を打ち倒せ!人と妖怪が共存する世界を守るために立ち上がる3人の勇士

本作の世界は人間と妖怪が共存する、中世日本風(公式では江戸時代)の和風世界を舞台としています。手にすれば地上・天界・魔界の三界をも手にできるという「神使」を求めて、妖怪「九尾の狐」が各地に侵略の手を伸ばしたところから物語は始まります。

主人公の1人は、その「神使」の力をその身に宿すと言われる少女「時雨」。彼女は妖刀を手に、「九尾の狐」を一時撤退させることには成功します。

幼いころから剣術の修行を続け、剣豪となった彼女。しかしある日、彼女の師匠が行方不明になったことで、彼女は師匠を追い、そして自らに眠る力の真実を解き明かすために冒険の旅に出ることになります。

そんな背景を持っているクール系美少女剣士と思いきや……ボス敵を倒した理由が「カニを食べたかったから」などなど、この子、意外とポンコツだ。

そんなキャラクター背景はともかく、本作はご覧の通り「見下ろし型アクションローグライト」です。基本的な操作は見下ろし型アクションローグライトの傑作『Hades』を踏襲しており、連打の効く弱攻撃と強攻撃、そして緊急回避に使えるダッシュが用意されていますが、本作はそれに加えて「居合」操作が用意されています。これは突撃攻撃判定があるほかに、円状のエフェクトで表示される敵の攻撃予兆に合わせて居合を叩き込むと、強烈なカウンター攻撃を繰り出します。さらにそこから居合ボタンを再度押すと、強力な必殺技をぶち込めます。「居合」はチャージも可能で、一定時間チャージした後に敵攻撃エフェクトに合わせてボタンを離すとさらに強力なチャージ居合と、超必殺技を叩き込めます。

道中ではキャラクターの性能を強化する「魂玉」が手に入り、3択で強化したいキャラクター性能を選んでキャラクターを強化していきます。この辺りはまさにローグライト的な部分です。

ステージが進むと、ド派手な登場演出が用意された強大なボス妖怪も出現します。

ボスにはそれぞれ特殊なギミックが用意されていたり、多彩な弾幕攻撃パターンがあったりと一筋縄ではいきません。

慣れるまでは、何度も死を味わうことになるでしょう。しかしながらゲームオーバー画面にも表示されているように、「死は終わりではない」のです。

主人公はスタート地点で何度でも蘇ることができ、さらにステージ中で回収した「魂」を使用してキャラクターの永続パワーアップができます。1回コンティニューが可能になる「リバイバル」、ダッシュ回数が増える「瞬歩」、ステージ間で体力が回復する「回春」あたりは伸ばしておいて損はないでしょう。

さらにステージ中で「武器の欠片」を拾うことにより、拠点の鍛冶屋でさまざまな武器をアンロック・強化できます。こうしてアンロックした武器は2種まで装備でき、戦闘中に1ボタンで切り替え可能です。

例えば「桜吹雪」という武器は、強攻撃を封印する代わりに弱攻撃のコンボを決めると周辺に蝶が舞います。そこに居合を叩き込むと、蝶が追尾弾となって敵を追い打ちする……という、派手で見栄えのする攻撃ができるようになります。こうして自キャラクターの性能や装備を強化しながら、先へと進んでいきましょう。

ボス敵を倒した後に訪れる村では「ラーメン」を食べてパワーアップすることもできます。敵を倒して得られた「食材」をラーメン屋の店主に渡すと、ラーメンのラインナップもどんどん増えていきます。

思いきりラーメンを食べて、以降の冒険に役立てましょう。しかし時雨ちゃん、ポンコツの上に大食いか……。

時雨ちゃんだけではない魅力的なキャラクター(苦労人ロリガキなど)たち

他のキャラクターについても説明しておきましょう。「沙羅」はとある任務の失敗で地上に追放された鬼であり、彼女の視点から「時雨」の冒険を見守ることになります。

本モードでは時雨ちゃんのポンコツっぷりに、さらに磨きがかかっています。

そんな苦労人ロリガキ属性の「沙羅」ですが、鬼だけあって攻撃力は非常に高く、弱攻撃のコンボ数と強攻撃、ダッシュ攻撃の威力が「時雨」とは段違いです。リーチが短いため「居合」カウンターを決めづらいという欠点はあるのですが、そんなことが気にならないほど戦場を縦横無尽に駆けることができます。鬼らしく、敵の群れを力でねじ伏せていきましょう。

3人目の主人公は「竹虎」。本作のデモ版の時点では、唯一の操作可能な男性キャラクターです。

「竹虎」のストーリーでは、「神使の子」として育てられた少女時代の「時雨」を「九尾の狐」の軍勢から守り抜く……というシリアスなストーリーが展開されます。ロリ時雨ちゃんかわいい。

そんな「竹虎」の装備は弓矢と、鍛えられた肉体。弱攻撃では連射やチャージの効く弓矢で遠くの敵を射抜き、強攻撃では剛拳で敵を殴り倒し、居合攻撃は飛び蹴りを放ちます。どの攻撃も高速で高威力、隙も少ないため、まさに「竹虎さん?強いよね。近距離・遠距離ともに隙がないと思うよ」と言えるほどの圧倒的強キャラです。筆者は「竹虎」を使用した初見プレイで、1度も死ぬことなくデモ版の終点までたどり着きました(他の2人のプレイでそこまでのボスのギミックを熟知していたこともありますが)。

かくして、三者三様の戦いが楽しめる本作『百剣討妖伝綺譚』。デモ版の時点では、主人公ポジションの「時雨」がちょっと上級者向けではないかな?と思わざるを得ないのですが(ストーリー上の彼女の扱いを見るに、この調整は意図的なものかもしれませんが)、何はともあれ、各キャラクターの特性を理解して、「時雨」は居合カウンター、「沙羅」は暴力的な機動力と攻撃力、「竹虎」はどんな距離でも自在に戦える制圧力を活かして戦うのは楽しいです。本デモ版で遊べるのはステージ1のみですが、以降のステージを製品版で遊べる日を筆者は楽しみにしたいと思います。


『百剣討妖伝綺譚』は、2025年4月24日にPC(Steam)/PS5・PS4/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチで配信予定です。また、2月25日より開催されるSteam Nextフェスでは本作のデモ版が公開予定です。

※UPDATE:記事初出時、ゲーム名を『百剣討妖伝奇譚』としておりましたが、正しくは『百剣討妖伝綺譚』でした。該当箇所を訂正し、再公開しました。


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ライター:ずんこ。,編集:宮崎 紘輔

ライター/石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

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編集/タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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