2025年1月29日（水）～2月2日（日）まで開催された「Apex Legends Global Series Year 4 : 2024 Championship（以下、ALGS）」。
本稿では、日本チーム「GHS Professional」所属の1tappy選手へのインタビューをお届け。今大会で選手を引退する彼のDay4 Elimination Round2開始前の心境に加え、数々のALGSに出場してきた中での日本開催の印象をお聞きしました。
◆ 日本初開催の熱狂に「こんなにも応援してくれる人がいる」
――まず最初に今回のALGSこれまでの試合を振り返ってお聞きします。序盤はなかなか厳しい立ち上がりとなりましたが、どのような心境でしたか？
1tappy 苦しいときには切り替えようっていうのは一番思っていました。グループステージの2日間はまだムーブを変えようとはならなかったのですが、今日は3試合目からムーブを変えてうまくいったので、そういう意味での切り替えはちゃんとできていたのかなと思います。
――そういった中でDay3を勝ち抜き、次戦に繋げましたが、お気持ちはいかがですか？
1tappy まず一安心ってとこですかね。ルーザーズに落ちてから、上がってくのは勝つために当然のことで、自分たちの自信を取り戻すきっかけになりました。
――ALGSが日本で開催されると聞いたときの心境をお聞かせください。
1tappy やっぱり観客が多いとこでやりたかったので、めちゃくちゃ嬉しかったですね。僕は今回の世界大会で7度目の出場なんですが、これまで他の国で6回出場してきて、日本でやったら絶対にお客さんが集まるなと思っていました。
――そんな日本開催が札幌で行われましたが、現地ファンの盛り上がりを見てどのような印象を受けましたか？
1tappy 正直びっくりしています。これまでの海外開催は日本人がほぼいない状況だったので、自国開催の世界大会ってこんなにも応援してくれる人がいるんだって。
――ちなみに、札幌はいかがでしょう？
1tappy めっちゃ寒いです(笑)。僕ら普通のスニーカーで来ていたので、雪で滑るのが怖いですかね。ちょうどコーチが滑って怪我しちゃって（笑）。
――今回のALGSをもって引退を表明をされていますが、現地の熱狂を見てもそのお気持ちに変わりは無いですか？
1tappy そうですね。結果に関わらず辞めるっていうのは決めているので引退します。
――今後は具体的にはどのような活動をする予定でしょうか？
1tappy 形になってからみんなに言えたらなと思っています。自分の中でやりたいことがあって、それが“1tappy”っていう名前を使って何かをするわけじゃないので。後から「あ、これ1tappyやってたんだ」みたいになったら嬉しいです。
――最後に、ファンに向けてメッセージをお願いします。
1tappy 会場に足を運んでくれる方は、配信を追ってくれている人とかも多くいると思います。配信中にいろんなコメントがある中で、結果が出てない時には良くないコメントがあったりもしたのですが、実際の会場ではこんなにも応援してくれる人がいるんだと実感しました。
僕たちが沈んでいる時も「頑張れ」って声援があって、本当に力になっています。その期待に応えられるようにこれからも頑張りたいです。
――ありがとうございました！今後の活躍も応援しています！
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