
フレーム生成アプリ「Lossless Scaling」の3.1ベータアップデートで新機能「適応型フレーム生成」が実装されました。
サードパーティ製フレーム生成アプリに新機能、ただし描画品質やGPU負荷増などに注意
「Lossless Scaling」はサードパーティー製のフレーム生成アプリで、任意のソフトに対しPC構成に依存することなく独自アルゴリズム「LSFG」によるフレーム生成と各種アップスケーリングを適用可能です。また、開発はデモ版が存在しない代わりに気に入らない場合には返金に応じるとしているのも本ソフトの特徴です。記事執筆時点で、18,794のレビュー中、88%が“好評”の“非常に好評”となっています。
今回実装された「適応型フレーム生成」では、従来固定値だった分数乗数を動的に変更することで元のフレームレートに依存することなく目標フレームレートを維持することが可能です。
開発者によれば従来の固定乗数モードに比べてゲームプレイがスムーズになるとしています。

一方でこの方式では表示されるフレームの過半が生成されたものであることから、固定倍率モードと比較してGPU負荷の増加やグラフィック品質の低下といったことが生じる可能性があるとのこと。
他にも今回のベータアップデートではキャプチャエンジンの調整が行われており、GDIモードは使用不可となりWIN 11 24H2以前バージョンではDXGIがデフォルト設定となっています。
Nvidiaの「Smooth Motion」やAMDの「Fluid Motion Frames」といった最近主流となりつつあるフレーム生成技術、今回よりパワーアップした「Lossless Scaling」のフレーム生成はゲーマーの心強い味方となるのは間違いないでしょう。
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