舞台は約10平方kmの都市マップの『タルコフ』系PvPvE脱出シューター『OUTLAWED』戦闘だけでなく強盗・取引・隠密などあらゆる手段で富を求める【今週のインディー3選】

Game*Spark編集部がオススメする3月第1週の特選インディーゲームをお届け！

今週は、約10平方kmの都市マップ舞台の『タルコフ』系ローポリPvPvE『OUTLAWED』、絶景を切り取る写真撮影特化シム『Lushfoil Photography Sim』、マルチ正式実装のファンタジー酒場経営SLG『Travellers Rest』の3本です。

OUTLAWED

本作は、Okami Studioが開発する犯罪をテーマとしたPvPvE脱出シューターゲームです。30人のプレイヤーが3km×3kmの約10平方キロメートルの都市マップを舞台に貴重品の奪い合いをします。

プレイヤー同士は最大3人までのチームを組むことができるほか、マップ内にはプレイヤー以外にも地元のギャングが配置されています。戦闘だけでなく、略奪や潜入といった戦略的なプレイも求められます。また、自由度の高いミッション要素もあり、強盗や取引、隠密行動なども可能です。

ゲームには30種類以上の武器や偵察ドローンのほか、ジップライン、パラシュート、車や船を含む10種類の乗り物なども実装されており、広大なマップで上手く利用して移動することも重要です。獲得した戦利品を持ち帰るためには脱出地点まで生き残る必要があり、判断力と戦略が試されます。

Lushfoil Photography Sim

Matt Newell氏が開発をする美麗な写真撮影シミュレーターです。ゲームではUE5で作成された美しい景観を自由に散策し、リアルなカメラで気の向くままに撮影を楽しめます。

世界中のさまざまな場所を細部まで忠実に再現したといい、散策するだけでもその雄大な景色を存分に味わうことが可能。カメラはプロ仕様のデジタル一眼レフカメラに匹敵する数々の設定が備えられているとのことで、オート/マニュアルフォーカス、フラッシュ、露出、コントラスト、ホワイトバランス、絞り値（F値）、連写に加え、写真全体を細部までクリエイティブに仕上げられる各種エフェクトが利用できます。

また、。光の角度や霧、雪、風、雨など環境の調整も。さらに、各マップを隈なく散策すると空撮に利用できる一人称視点ドローンや水上を移動できるボートなども見つけられるそうです。Steamストアページではデモ版も配信中です。

Travellers Rest

2020年7月に早期アクセスを開始した、スペインのインディーゲーム開発スタジオIsolated Gamesが開発する『Travellers Rest』ですが、オンラインマルチプレイ要素を追加する最新アップデートが配信されました。

本作は、プレイヤーが酒場の主人となり、訪れる客を満足させる酒場経営シミュレーションゲームです。プレイヤーはファンタジー酒場を経営し、料理や飲み物を提供して客をもてなすだけでなく、農業、釣り、クラフト、探索などの多彩な活動にも取り組むことができます。資源を集めたり新しいアイテムを作ったりして、酒場を発展させていくことが目的となります。

これまでにも様々なアップデートが行われてきた本作ですが、2025年2月8日には、オンラインマルチプレイが実装され、現在はSteamのベータ版で利用可能です。今回のアップデートでは、オンラインマルチプレイに対応し、プレイヤー同士が協力して資源を集めたり農業を行ったりすることができるようになりました。最大4人までの協力プレイが可能で、ゲストプレイヤーはホストプレイヤーの酒場で共同作業をしながら進行できます。

さらに、オンラインプレイ中にゲストも自分のレベルを上げることができ、協力して稼いだ利益の一部はそれぞれのアカウントに還元される仕組みになっています。これにより、協力プレイを通じて、個々のプレイヤーが自分の酒場を発展させるためのリソースを獲得できる点が特徴です。ゲストプレイヤーには専用の寝室が用意されており、その内装を自由に変更することもできます。