クリーチャーコレクターとヴァンサバライクを足すとどうなる?答えは「沼」だ!『Struggle F.O(ストラグル・フォー)』【げむすぱローグライク/ローグライト部】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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クリーチャーコレクターとヴァンサバライクを足すとどうなる?答えは「沼」だ!『Struggle F.O(ストラグル・フォー)』【げむすぱローグライク/ローグライト部】

珠玉のローグライク/ローグライトを紹介する特集。第18回はクリーチャーコレクター+ヴァンサバライク『Struggle F.O(ストラグル・フォー)』をご紹介します。

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クリーチャーコレクターとヴァンサバライクを足すとどうなる?答えは「沼」だ!『Struggle F.O(ストラグル・フォー)』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
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自動生成やパーマデス(一度死ぬとすべてを失う)など、さまざまな要素が絡み合い、何度遊んでも楽しむことのできるゲームジャンル「ローグライク/ローグライト」。今週の「げむすぱローグライク/ローグライト部」第18回では、エスパーダが配信するクリーチャーコレクター+ヴァンサバライク『Struggle F.O(ストラグル・フォー)』をご紹介します。


『Struggle F.O(ストラグル・フォー)』とは

ところで皆さん、モンスターを狩ってますか?狩るの楽しいですよね。

筆者はここしばらく、見渡す限りに広がるフィールドを埋め尽くさんかと言わんばかりに溢れるモンスターを狩ってたんです。そして、仲間にして欲しそうにこちらを見ているモンスターを見つけて、パラメーターを見て厳選(弱い個体はサヨナラ)しつつ、ひたすらモンスターを狩って狩り続けて、そしてモンスターを交配して両親の強さを受け継いだモンスターを育てていたんです。

以上、本作『Struggle F.O(ストラグル・フォー)』の概要でした。おわり。

「つまり……どういうゲームだってばよ!?」と思われた方向けに説明していきますと、本作はフィールド上に出現するモンスターを捕獲し、育成し、交配・強化を行う「クリーチャーコレクター」というジャンルと、見下ろし型フィールドで四方から迫りくるモンスターを自動攻撃で迎え撃つ『Vampire Survivors』ライク(「ヴァンサバライク」)というジャンルを合成したゲームです。

仲間クリーチャーを4体厳選して、いざ戦場へ。「ヴァンサバライク」のお約束通り、本作のアクションパートでは敵が四方八方から押し寄せます。

敵を薙ぎ倒していくと、倒した敵に稀にハートマークの吹き出しが現れることがあります。

こうしたモンスターに近付くと、そのモンスターを仲間に引き入れることができます。仲間にするモンスターにはランダムな「個体値(高い方が能力が伸びやすい)」が割り振られるので、これも参考にしながら仲間に引き入れるかどうかを決めましょう。なお、全体的に高個体値のモンスターの場合は画面が光る当たり演出が入るのでわかりやすいです。

フィールドにはモンスターの卵が落ちていることも。卵に接近すると周囲から同種モンスターが大量に現れますが、これらを蹴散らすとモンスターの卵が入手できます。モンスターの卵からは高個体値のモンスターが現れやすいので、狙ってみる価値はあります。

マップ上には「遺跡」ポイントがあり、ここにしばらくの間留まること、でさまざまな素材や通貨を入手できます。但し、敵の攻撃が激化したり、最大まで滞在するとボスモンスターが出てくるというデメリットも……。

そこで役に立つのが引き連れているモンスターとの「ライド」攻撃です。これはXボタン一発で呼び出すことができ、モンスターとの強力な協力攻撃を放ちます。

協力するモンスターを決めるとそのモンスターのカットインが入り、特殊攻撃モードに入ります。なおカットイン及び特殊攻撃は、すべての種類のモンスターに対して異なる種類のものが用意されているこだわりっぷりです。

後述する「レン」とのライド特殊攻撃は、ひたすらトスバッティングを繰り返して周囲にボールの弾幕をばらまくというもの。ボールの威力は絶大で、一瞬で周囲の敵を薙ぎ倒すことができます。野球やろっか。

もちろん「ヴァンサバライク」らしく、敵の落とした経験値アイテムを拾ってレベルアップするシステムもあります。このレベルアップでは主に主人公の装備のレベルアップが行われますが、ときどき仲間の「属性」に応じたパワーアップが出現することもあります。

一定時間生き延びると、エリアクリアです。仲間にしたモンスターや、素材を持ち帰ることができます。

拠点では傷ついたモンスターを温泉に浸からせて回復できます。着衣のまま温泉に入っていたり、どう見ても溺れてるよね!?というモンスターがいるのは気にしない。

冒険に連れて行ったモンスターはレベルアップし、レベルアップごとに1ポイントの「努力値」をいずれかのパラメーターに割り振ることができます。個体値と努力値の合計と、モンスターのレベルで最終パラメーターが決まります。

各モンスターには「アタッカー」「タンク」「ヒーラー」「バッファー」などのロールが固定で割り振られており、そのタイプを意識してパラメーターの割り振りを考えるとよいでしょう。各モンスターの選択中にRTボタンを押すことでおススメのパラメーター割り振りが紹介されるので、これを参考にすると良いです。

そして本作を特徴づける要素の1つが、モンスターの交配。基本的には♂と♀の同種のモンスターをかけ合わせること(一部無性モンスターと有性モンスターとの交配など、例外あり)で、モンスター同士の子どもを産むことができます。

産まれてきた子供は多くのケースで親の個体値を引き継ぎます(高い方のみならず、低い方を引き継ぐこともある)。青文字が高い方の個体値を引き継いだ目印です。幸い、本作は再度同じ交配をすぐに行うオプションがあるため、同交配の繰り返しは簡単です。思う存分リセマラしましょう。

また、拠点では主人公やモンスターの装備も集めた素材から作成できます。ズボンだから恥ずかしくないもん(本作には主人公の外装が装備で変わるシステムはありませんが)。

こうして交配したモンスターを連れ、装備を揃えてより強い敵の出るエリアに挑む……というのが、本作のゲームループになります。

モンスター育成・装備集めはまさに「沼」。かわいいキャラクターたちと沼の深淵へと挑め

さて、1プレイ20~30分くらいだけれども、つい何度もプレイしてしまう中毒性がある『Vampire Survivors』ライクなローグライトは、かなりの時間泥棒であることを多くの読者はご存じでしょう。

そして、世界で最も有名なクリーチャーコレクターゲームである『ポケットモンスター』シリーズを遊んだことがある方なら、モンスター集めや育成の厳選は時間泥棒であることをご存じでしょう。

その2ジャンルをかけ合わせたらどうなるのかって?時間泥棒×時間泥棒で「沼」になるに決まってるじゃないか!!

筆者は現在Lv70台のモンスターを育てているところですが、まだこのゲームの「沼」の底が全く見えません(現時点でLv137のエリアとかあるしねえ……)。この沼はものすごく深いですが、それに耐えうるゲーム性を充分備えているのではないか。筆者はそう感じています。

余談ですが、ライドスキルの項で話題に出したクリーチャー「レン」は本作オリジナルのキャラクターではありません。2020年までサービスを提供していた『Witch's Weapon - 魔女兵器』というゲームのキャラクターです。

このキャラクターは特定の遺跡からボスとしてたまに登場し、倒すと確率で仲間に引き入れられるのですが……彼女は「無性」扱いで、しかも本ゲームの他のクリーチャーとは交配ができず、「レン」同士でしか交配できません。博士……これはいったい!?

何はともあれ、クリーチャーコレクター+ヴァンサバライクのローグライトということで、非常に長く楽しめる本作。どちらかの要素に引っかかるものを感じるのであれば、本作は充分におススメです。


『Struggle F.O(ストラグル・フォー)』はPC(Steam)にて、1,240円で発売中です。


【PS5】モンスターハンターワイルズ
¥8,173
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:ずんこ。,編集:TAKAJO

ライター/石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

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編集/いつも腹ペコです TAKAJO

Game*Spark編集部員。好きな映画は「ダイ・ハード」、好きなアメコミヒーローは「ナイトウィング」です。

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