
ニンテンドースイッチ2ではニンテンドースイッチソフトとの後方互換が発表されていますが、一部互換性に問題のあるタイトルがあり、その一覧を公式サイトから確認できます。本記事では、該当ソフトについて細かく見ていきたいと思います。
ニンテンドースイッチ2は『DOOM』が動かないハードに!?
ニンテンドースイッチ2には過去の後方互換を保っていた任天堂ハードとは違い、スイッチのハードウェアそのものは搭載されていません。一部のハード互換とエミュレーションによって後方互換を実現していることが、ニンテンドースイッチ2の「開発者に訊きました」のページにおいて説明されています。
そのため、スイッチでは動いていたゲームがスイッチ2では動かない……というケースがありえます。そういった問題を任天堂が確認した、対象タイトルの一覧が公開中です。

その中には、なんとベセスダ・ソフトワークスの『DOOM Eternal』の名前が。このため、発売当初のニンテンドースイッチ2は「DOOMが動かないハード」という不名誉な(?)称号を打ち立てることになりそうです。なお、そのほかの『DOOM』シリーズの記載はありません。

また『Dead by Daylight』『フォートナイト』『ファイナルファンタジー(ピクセルリマスター)』『フィットボクシング』といった有名タイトルや、『アーケードアーカイブス』シリーズの多くのゲームがスイッチ2での動作に問題があることが発表されています。


個人的に意外だったのは、『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』『黄泉ヲ裂ク華』『この素晴らしい世界に祝福を!~希望の迷宮と集いし冒険者たち~Plus』といった、3DダンジョンRPG(DRPG)に互換性が問題のあるタイトルが多い事です。
日本ではスイッチ版が未発売の、エクスペリエンスのDRPG『Saviors of Sapphire Wings / Stranger of Sword City Revisited(蒼き翼のシュバリエ + 新釈・剣の街の異邦人)』も本リストに含まれています。なぜこのジャンルのRPGが固まっているのかは不明ですが、3Dダンジョンを独自処理で描画する際、スイッチでの処理の互換性に問題があるのかもしれません。








