「奇妙で不条理で異彩放つ一作」海外レビューハイスコア『プロミス・マスコットエージェンシー』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

「奇妙で不条理で異彩放つ一作」海外レビューハイスコア『プロミス・マスコットエージェンシー』

2025年4月10日発売『プロミス・マスコットエージェンシー』の海外レビューをお届けします。

連載・特集 海外レビュー

プラットフォーム

メタスコア

総レビュー数

PC

79

15件

PS5

83

8件

本作『プロミス・マスコットエージェンシー』は、2025年4月10日に発売されたオープンワールド・アドベンチャーです。プレイヤーは追放されたヤクザとなり、ゆるキャラ派遣事務所を経営しながら追放の裏に隠された陰謀を暴きます。“マスコット”は有史以来ずっと人類と共存してきた知的生物だと謳っています。

タイトル

プロミス・マスコットエージェンシー

対応機種

PC(Steam, Epic Games Store)/PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ

発売日

2025年4月10日(ニンテンドースイッチ版以外は2025年4月11日)

日本語対応

あり


・PC Gamer: 94/100(PC)

・PCGamesN: 90/100(PC)

『プロミス・マスコットエージェンシー』の舞台となる“カソ町”はミステリー、マスコット、カオスが満載の忘れがたい場所だ。経営シミュレーションからオープンワールドRPGに至るまで思いつくほぼすべてのジャンルを詰め込みながら、そのすべてをスタイリッシュかつハートフルに仕上げている。

・Gaming Nexus: 80/100(PS5)

『プロミス・マスコットエージェンシー』は日本の犯罪ドラマ、経営管理シミュレーション、カードバトル、そしてオープンワールドのアイテム収集を楽しく組み合わせたクレイジーな作品だ。ゲームのどの側面もあまり奥が深いとは言えないが、デベロッパーのKaizen Game Worksはいくつものゲームのサブジャンルから魅力的な“軽量版”を作り上げるという綱渡りを本作で見事に成し遂げた。

・ElDesmarque: 80/100(PS5)

『プロミス・マスコットエージェンシー』は日本のインディーゲームの最高峰の本質を捉えた、奇妙で不条理で異彩を放つ傑作だ。本作を何かと比較するのは難しい。なぜなら、ビジュアルノベル、経営シミュレーション、ライトなRPG、そしてブラックコメディが奇妙に混ざりあった作品だからだ。不遜であると同時に抜け目なく、不可解であると同時に面白い。言うまでもなく万人向けのゲームではない。

・Siliconera: 80/100(PC)

『プロミス・マスコットエージェンシー』はそれでも奇妙なゲームだ。人によっては繰り返しの多いゲームプレイループ、限定的な経営要素、全然真面目にならない姿勢を不快に感じるかもしれない。しかし、シュールなユーモアが好きで、ぼんやりと負のオーラをまとった居心地のよいライフシムを探しているのなら、“カソ町”に心のよりどころを見つけられるだろう。

・Digital Trends: 80/100(PC)

『プロミス・マスコットエージェンシー』は予測不可能で楽しい、実に馬鹿げたヤクザ・アドベンチャーだ。

・GameSpew: 70/100(PS5)

実に興味をそそるストーリーと風変わりなキャラクターたちのおかげで、『プロミス・マスコットエージェンシー』には多くの魅力があり、純粋に夢中になるプレイヤーもいるだろう。しかし、このオープンワールドアドベンチャーは概ねアイテム収集を中心に展開し、ゲーム要素のいくつかはすぐに作業でしかなくなってしまう。

・Creative Bloq: 60/100(PC)

『プロミス・マスコットエージェンシー』には本物の魅力があり、すでに日本文化や犯罪ドラマが好きなプレイヤーにとっては間違いなく魅力的に映るだろう。ただし、本作を楽しむためには経営シミュレーション側の無駄な作業を片付ける覚悟が必要だ。


PC(Steam, Epic Games Store)/PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに2025年4月10日に発売された『プロミス・マスコットエージェンシー』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました(ニンテンドースイッチ版以外は2025年4月11日発売予定)。

メタスコアは記事執筆時点でPC版が79点(総レビュー数15件)、PS5版が83点(総レビュー数8件)でした(Xbox Series X/ニンテンドースイッチ版は規定レビュー数を満たさず判定不可)。

総じて、ジャンルの融合と奇妙さが高く評価されています。一方、経営要素や繰り返しの多さについては意見が分かれているようです。

Game*Sparkではこれまでにレビューとインタビューを掲載しています。興味のある方はあわせてお読みください。



『プロミス・マスコットエージェンシー』は、ニンテンドースイッチ向けに配信中。PC(Steam, Epic Games Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに2025年4月11日発売予定です。


【Amazon.co.jp限定】レッドブル エナジードリンク 250mlx24本
¥5,132 (¥214 / 本)
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
レッドブル エナジードリンク 250mlx24本 (1*24)
¥3,536 (¥147 / 缶)
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:FUN,編集:Akira Horie》

ライター/遊ぶより創る時間の方が長いかも FUN

元ゲームプログラマー。得意分野はストラテジーゲーム。ゲームライターとして活動する傍ら、Modの制作や有志日本語化に携わっています。代表作は『Crusader Kings III』の戦国Mod「Shogunate」。

Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

Game*Spark副編集長。平日日中のニュースデスクおよび料理連載や有志翻訳者連載の基本担当。 2021年版以降の『ウィザードリィ外伝 五つの試練』イード側のディレクターも兼務中。

【注目の記事】[PR]
コメント欄を非表示
    ※一度コメントを投稿した後は約120秒間投稿することができません
    ※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください
    • スパくんのお友達 2025-04-10 16:22:34
      > Kaizen Game Worksは日本じゃなくて英国の独立開発系スタジオですね
      1 Good
      返信

    編集部おすすめの記事

    特集

    連載・特集 アクセスランキング

    アクセスランキングをもっと見る

    page top
    メディアメンバーシステム
    ユーザー登録
    ログイン
    こんにちは、ゲストさん
    Avatar
    メディアメンバーシステム