Steamで大ヒットしている麻薬製造・取引シミュレーター『Schedule I』。しかし描写の過激さとは別に子どもが反社会的な行為をゲーム内で行っていることをよく思わない親もやはりいるようです。同作をプレイしていた海外ユーザーが、父親に同作の話をしたところ、「FBIに目をつけられるぞ!」と心配された……という可愛らしい出来事が報告されています。
父さん、大丈夫だって!ゲームじゃ捕まらないって!
『Schedule I』は、コネもカネもないままアメリカ西海岸に転がり込んできた売人が、小さなボロモーテルから巨大な密売業者に成り上がっていくシミュレーションゲームです。記事執筆時点では46万人近いピーク同時接続プレイヤー数を記録し、今年の大きなインディーヒット作のひとつとなっています。
きっかけは報告者が同作を楽しくプレイしていたところ、興味を示した父親にどんなゲームなのかと尋ねられられたことに始まります。早速ゲームの内容を説明した報告者ですが、父親の返答はまさかの…「いますぐゲームをアンインストールしたほうがいいぞ!」。なんと「FBIや警察に追われるのではないか」と心配しての忠告だったそう。
もちろん同作では起動時に麻薬取引を推奨しない旨の注意事項は表示されますし、ゲームの架空世界で麻薬を売る体験をすることや、そのような描写が含まれた表現物は世界のほとんどの地域では犯罪ではないため、捕まる心配はありません。


最終的に報告者は、あくまでこれがゲームということを父親に理解してもらえたようで、「いくら稼いだんだ?」などと微笑ましく(?)麻薬製造・取引シミュレーターの様子を語るご家庭の様子があったとかなんとか。
犯罪描写のゲームを遊んでいる子供を心配する親というのは日本でもあるあるですが、海外でも似たケースがあるようですね。








