『Lugaru』や『Overgrowth』などを手がけるインディーズデベロッパーWolfire Gamesより、銃メカニックに拘った実験的なFPS作品『Receiver』がリリースされました。本作は7日間でFPSを製作する7-Day FPS Challengeにて開発されたタイトルで、価格4.99ドルにて現在配信中。
本作は銃器の操作メカニックにスポットが当てられたゲームとなっており、安全装置のON/OFF、撃鉄アクション、スライドのプル&タップ、マグへの弾詰めなどは当たり前。装填済みのままスライドを引くと弾頭付きの弾薬が排出されたり、マグのリロード後は一度スライドを引かないと銃撃が行えないなど、細かな部分まで拘ったマニアックな操作ディテールが魅力です。映画やゲーム中のカットシーンなどで、主人公が銃のスライドを引いたり、撃鉄を引いたりする場面が良くありますが、そういったアクションを全てプレイヤー側が行える、或いは行わなければならないのが『Reciver』です。
しかし実験的作品ということもあり、登場する銃器はColt 1991 A1のみ。筆者も実際にプレイしてみたものの、断片的なストーリー、チェックポイント無し、リスタートランダム、敵は2種類のみ、似通ったマップ、延々とループするBGMなど、全体的なコンテンツの質や量は開発7日間に見合ったレベル。約5ドルの価値があるかと聞かれると微妙なところで、物好きなユーザーならプレイしてみても良いという程度かもしれません。やはり今後このクールメカニックが何らかのフル作品に継承されていくことに期待したいところです。
(ソース&イメージ: Wolffire Blog)
【関連記事】
荒廃した未来の地下鉄でもがく最後の人類を描いたターンベースRPG『Underrail』
レトロスタイルの新作アクションゲーム『Oniken』がDesuraで近日配信
人気インディー企画『Humble Indie Bundle V』が終了、売上は500万ドル以上に
プテラノドンも登場!『Primal Carnage』の最新ゲームプレイ映像が公開
不思議な世界の動く絵本… 注目インディータイトル『Botanicula』プレイレポ
PC アクセスランキング
-
ボディカム対戦FPS『Bodycam』6月8日早期アクセス開始!手に汗握るリアルな視点でチームデスマッチなどに挑む
-
『Escape From Tarkov』『Escape from Tarkov: Arena』の暫定ロードマップが公開
-
悪意あるソフト導入を阻止!『マルウェア』Steamストアページ&デモ版公開―必要なアプリだけをインストールするため試行錯誤
-
DON'T NODの双子超能力ミステリーADV『Tell Me Why』が期間限定全チャプター無料配信―6月のプライド月間を記念して
-
『ドラゴンズドグマ 2』預けられるアイテム枠の上限数増加、不具合の修正等アップデート実施
-
元アリスソフトスタッフらが手がける“つきおとしてくRPG”『ゴーヘルゴー つきおとしてこ』PC/PS4向け体験版リリース―地獄の清掃業者として亡者を相手にお金稼ぎ!
-
PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』発売1か月で売上90万本到達!パッチ2を近日中に配信予定
-
『ウィザードリィ』でローグライトなコマンドバトルRPG『Wizlite: Everybody loved RPGs』発表―1周15分でサクっと遊べる迷宮体験
-
中世都市建設シム『Manor Lords』税金や甲冑のバリエーション追加の初の公式アップデート配信―多数の修正・調整も
-
狂王の王国に光を取り戻せ、日本語にも対応の洋RPG『Vendir: Plague of Lies』PC版がSteamで配信開始