非公式トレイラー
今回ご紹介するのはインディーデベロッパーのThe Indie Stoneが開発するゾンビサバイバルRPG『Project Zomboid』です。本作は『Minecraft』と同様、アルファ版を有料販売(デジタル配信サービスDesuraで635円)する開発スタイルをとっています。
『Project Zomboid』はゾンビだらけの世界でのサバイバルが楽しめるサンドボックス型のシングルプレイヤーゲームで、プレイヤーは生き延びるために、あらゆる手段を尽くさなければいけません。とりあえず私はチュートリアルを兼ねたストーリーモードをプレイしてみました。

ストーリーは後に追加できるような仕様となっています
チュートリアルではアイテムの物色、クラフト、怪我の治療、バリケードの構築、戦闘、食材の調理など、本作のプレイにおける基本が学べます。武器を使った攻撃の仕方(Ctrlを押しながらクリック)など一部分かりにくい部分はありますが、大まかなシステムはこのチュートリアルで理解できるでしょう。

窓に布をかぶせるといった細かいアクションも可能
『Project Zomboid』に登場するゾンビは昔ながらの走らないゾンビとなっているため、殺すのも容易で『DayZ』のような追いかけられる恐怖はありません。しかし“追い詰められる”恐怖はかなりのもので、大量のゾンビに囲まれた時は絶望を感じます。(扉をドンドン叩かれて壊される事も…)

長所と短所を組み合わせて残りポイントが0以上になるようにします
ストーリーモードの他には生き延びる事だけが目的のサンドボックスモードが搭載。こちらではプレイ開始前にキャラクターの特性を決める事ができます。警察官や消防士など職業による特殊技能の選択や長所/弱点の割り振りが可能となっています。

走ればなんとか逃げ切れます
なお現在Desuraで配信されているバージョン(0.1.5d)にはセーブ機能が搭載されていないため前回中断した場所から再開する事ができませんが、公式サイトではセーブ機能が搭載され、より進化した最新バージョン(0.2.0r RC2)が配布されています(Desura用のシリアルキーでプレイ可能)。
グラフィックやアニメーションなども進化している最新バージョン
まだアルファ版という事で不親切な部分は多々あるものの、コンセプト自体はとても魅力的な『Project Zomboid』。今後の発展が非常に楽しみな作品ですね。無料のデモ版も配信されているので興味が湧いた方は一度プレイしてみてはいかがでしょうか。

人間のNPCも存在(殺っちゃったけど)

オーブンから出火して火事になった上に大量のゾンビが侵入

退路を塞がれもうどうしようもなくなった

レストランで食料を物色

オマケ:ゾンビニエンスストア(0.2.0r RC2より)
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