【BitSummit 14】インディーMOファンタジーアクションRPG『PROJECT BLACK PEPPER』ブースは思わず混雑 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

【BitSummit 14】インディーMOファンタジーアクションRPG『PROJECT BLACK PEPPER』ブースは思わず混雑

神戸で活動するインディゲームデベロッパーの光星はBitSummitで、スマホ(iOS&Android)で遊べるMOファンタジーアクションRPG『PROJECT BLACK PEPPER』をプレイアブル出展しました。

ニュース 最新ニュース
神戸で活動するインディゲームデベロッパーの光星はBitSummitで、スマホ(iOS&Android)で遊べるMOファンタジーアクションRPG『PROJECT BLACK PEPPER』をプレイアブル出展しました。画面をタップするだけの簡単操作で、4人まで協力プレイが楽しめます。ブースは常に4人プレイをする人たちで混雑しており、思わぬVIPの姿も見られました。

ゲームはスマホを横向きに持ち、左画面をスワイプしてキャラクターを移動させ、右画面をスワイプしてカメラを拡大縮小させます。ゲームエンジンはUnityが使用され、バトルはフィールド画面と戦闘がシームレスに接続される、モダンな内容です。

各キャラクターは武器や防具の組み合わせを3種類まで登録しておき、バトル中に任意に切り替えられます。組み合わせによって戦士・魔法使いなどに外見が変化し、戦士なら渾身の一撃、魔法使いなら攻撃魔法なども繰り出せます。スマホの小さい画面でもプレイしやすく、アクション性も上々でした。

デモプレイでは「村の周りに凶暴なモンスターや、オークの群が暴れはじめた。オークはどうやら、統率した動きをしている。やつらは、普段単体でしか行動しない。これは何かの予兆か? しかし、今は取り敢えず腕に自信のあるハンターが、集ってモンスターを食い止めて、村への被害を抑えてくれ・・・」といった設定でシナリオが組まれていました。オークに加えて巨大なドラゴンも登場し、プレイヤーキャラクターに対してブレス攻撃をくりだすなど、迫力ある攻撃を見せていました。

ゲームモードはストーリーモードとマルチプレイモードがあり、どちらもサーバ&クライアント方式でゲームが進みます。もっとも、ストーリーモードでは戦闘の開始と終了時にサーバに接続され、戦闘は全て端末側で処理されます。マルチプレイ時はコリジョンとNPCのAIだけがサーバ上で実行され、クライアント側が切断されてもサーバ側で戦闘が継続されている仕組み。再接続後、戦闘にすぐに復帰できます。

同社は兄の金村星吉氏と、弟の金村星日という兄弟ユニットで、ふだんはビルのテナント管理のための事務作業を行いながら、空いた時間にゲーム開発を行う副業ディベロッパー。もっとも星吉氏は元ゲーム会社勤務で、星日氏もサーバエンジニアやiPhone用のARエンジン開発の実績があるなど、技術力は確かです。

モデルデータやエフェクトデータなどのコンバート環境を工夫し、アセットバンドルだけ更新するのであれば、クライアント側のアプリ更新も省略できるなど、運用を楽にするための様々な工夫も行われています。

日々の開発では、星吉氏はサーバー側とクライアント側のライブラリ、ツール作成、ウィンドシステム作成、戦闘まわりのクライアント/サーバー周りの設計、プログラムを担当。星日はdb設計と一部サーバープログラム、guiのグラフィック素材作成から、レイアウト、プログラムまで担当中。もっとも小さいチームなので明確な区切りはなく、有機的な開発を進めているとのことでした。

残念ながらリリースは未定とのことでしたが、BitSummitを通して、何か良い出会いがあることを期待してやみません。
《小野憲史》
【注目の記事】[PR]
コメント欄を非表示
    ※一度コメントを投稿した後は約120秒間投稿することができません
    ※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください
    • スパくんのお友達 2014-03-08 7:28:48
      思いがけず でしょ
      それでも若干違和感あるけど
      製作者でもないのに失礼じゃないかな
      2 Good
      返信
    • スパくんのお友達 2014-03-07 23:48:13
      思わず混雑…?
      0 Good
      返信

    編集部おすすめの記事

    特集

    ニュース アクセスランキング

    1. 生きた鶏を持ち込んだり、ポップコーンをぶち撒けたり…映画「マイクラ」に熱狂“し過ぎる”若者たち―警察介入の事例も

      生きた鶏を持ち込んだり、ポップコーンをぶち撒けたり…映画「マイクラ」に熱狂“し過ぎる”若者たち―警察介入の事例も

    2. 最大75%OFF!『サイバーパンク2077』や『GTA5』、『ホグワーツ・レガシー』などオープンワールドを遊びつくせ【eショップ・PS Storeのお勧めセール】

      最大75%OFF!『サイバーパンク2077』や『GTA5』、『ホグワーツ・レガシー』などオープンワールドを遊びつくせ【eショップ・PS Storeのお勧めセール】

    3. SteamユーザーはPvPよりPvEがお好き。100万人以上のデータから判明した今どきゲーマーの嗜好

      SteamユーザーはPvPよりPvEがお好き。100万人以上のデータから判明した今どきゲーマーの嗜好

    4. 国内初のe-Sports専用施設「e-sports SQUARE(eスク)」4月末で閉館へ…『LoL』日本大会も開催したことも

    5. アメリカの「スイッチ2」初動の本体価格、“トランプ関税”の一時停止影響どうなる?海外アナリストらの注目の的に

    6. 『モンハンワイルズ』のキャラメイクは「顔テクスチャ」が決め手!あえてデフォルト顔を使って、“美人”のコツを紹介

    7. 【PC版無料配布開始】オープンワールドアクションRPG『Cat Quest II』春のセール中のEpic Gamesストアにて

    8. シチリア裏社会アクションADV『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』は8月発売か?公式ニュースで掲載も、即修正

    9. 『FragPunk』ってどんなゲーム?知識ゼロのライターが流れ着いた無人島で予想してみたら...独創的なカードシステム採用の5v5シューターの魅力に物語(フィクション)で迫る!

    10. 麻薬シム、裁判沙汰…になっていなかった。ユーザーの「警察」行為が招いた“誤解”…訴訟提起報じられたゲームはSteamレビュー炎上、誰も得しない結果に

    アクセスランキングをもっと見る

    page top
    Game*Spark
    ユーザー登録
    ログイン
    こんにちは、ゲストさん
    Avatar
    メディアメンバーシステム