毎年恒例の『Fallout 4』から『Half-Life 3』、ここ最近続報のない『Mirror's Edge 2』から『Rainbow Six: Patriots』まで。独自の予想を立てたGame Informerのリストから主要なタイトルをピックアップした一覧は以下の通り。
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- 『Borderlands 3』: シリーズ最新作『Borderlands: The Pre-Sequel』はGearboxよりも2K Australiaが中心となって開発中であり、マルチジェネレーションではない次世代機専用の続編が出る可能性は高いだろう。ただゲーム自体は存在はしているかもしれないが、E3 2014にて発表されるとの言葉は聞いていない。
『Dark Souls III』: 『Lord of the Fallen』や噂の「Project Beast」も含め、『Dark Souls』フォーミュラのタイトルは複数E3にて展示されると予想している。が、ハードコアなファンタジーシリーズの続編に期待するには、成功を収めた『Dark Souls II』のリリース時期が近すぎる。
『The Elder Scrolls VI』: Bethesdaは『Elder Scrolls Online』をリリースしたばかりで、同作のコンソール版も発売予定。新たな『Elder Scrolls』ゲームのPRキャンペーンを開始するのは正気ではないだろう。もし開発中だとしても、直ぐに情報を聞けるとは予想できない。
『Fallout 4』: Bethesdaが『Fallout 3』にてフランチャイズにまだ寿命があることを証明し、Obsidianの『New Vegas』はポスト核戦争ファンが望むウェイストランドとストーリーフォーカスの新作でそれに続いた。『Fallout 4』がいつか開発されるであろう理由はいくつか存在するが、現時点で今年のE3ショウにて発表される気配は全くない。
『Half-Life 3』: Valveが手がける架空の『Half-Life』シリーズ続編に関するどデカいニュースを聞いたとしても、そのほとんどは恒例のジョーク。しかし何年も過ぎてしまった今現在、シリーズ新作が少しでも前進していると信じられる理由などないのだが、それでもいつかは登場しなければならないはずだ。そうだろう?
五十嵐氏による『悪魔城ドラキュラ』スタイルのゲーム: 長年在籍したコナミから五十嵐孝司氏が退社した件は、全ての悪魔城ファンを活気づかせた。高く評価されているこの開発者は自身の独立スタジオを作るために即座にギアをチェンジし、悪魔城のようなゲームを再び作りたいという願望を明らかにした。残念ながら、そのポテンシャルは素晴らしいが、彼のチームはゲームのディテールをおおやけに共有できる地点には達していない。
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- 『Injustice 2』: 格闘ゲームの著名人であるEd Boonがここ数週間で『Mortal Kombat』新作を強く示すヒントを出しており、彼が我々を騙していないのならば素晴らしいニュースが届くだろう。一方でこれは、DC Comicsが題材の格闘ゲーム『Injustice』新作が登場する可能性は低いことを意味している。
『人喰いの大鷲トリコ』: 多大な失望を招くことになるだろうが、ソニーが長期プロジェクト『人喰いの大鷲トリコ』を今年のショーで公開するという吉兆は殆どない。『ICO』や『ワンダと巨像』スタイルの新作はPS4へやって来て歓迎されるだろう。ソニーがPS4への移行を新たなHDゲームプレイ映像と共に発表し我々を驚かせてくれるよう幸運を祈ることはできる、ただ過度な期待はしない方がいい。
『Mirror's Edge 2』: 同作はリストの他の作品と比べると希望に満ちているが、それもほんの僅かの差でしかない。昨年E3では人気パルクールゲームの新作を発表するトレイラーが公開されたが、それ以来プロジェクトは沈黙を貫いてきた。加えて、DICEは現在『Star Wars Battlefront』に取り組んでいることを宣言しており、注目度から言えばスタジオの注意は同作へより向けられるだろう。『Mirror's Edge 2』が登場する可能性は50パーセント以下と見ているが、絶対に登場しないというわけではない。
『Rainbow Six: Patriots』: 2011年にGame Informer誌で『Patriots』を特集したが、Ubisoftにて数年間にわたり幾度も開発が一新されてきた結果、フランチャイズのファンは待ちぼうけを食らっている。我々は『Rainbow Six: Patriots』がいつか登場するようだとは考えているが、近日中に何か進展が見られるのなら驚きだ。
『Red Dead Redemption』: Take-Twoで最も偉い人物であるStrauss Zelnickは、『Red Dead Redemption』が前進しているフランチャイズであることを明言している。これはE3で新作が登場することを意味するのか?ほぼ間違いなくそうではないだろう。『Red Dead』の広大なオープンワールドは多大な金がかかるし、ゲームの開発は遅くなる。新作が次世代機向けに開発されているのなら、かなり長い時間が必要になると予想する。
『バイオハザード7』: このクラシックホラーシリーズはほぼ20年前から登場しており、フランチャイズのファンを探すのに苦労することはないだろう。だが今年のE3にて真の続編が登場するのならば驚きに値する。カプコンは財政面でここ数年苦闘してきた上に、『バイオハザード6』はその問題を解決はしなかったのだ。このパブリッシャーは確実なものを現在必要としており、新作『バイオハザード』はそうではない。