「ビデオゲームは観戦出来るスポーツ的な位置付けとなった」と英国BBCのラジオ番組の中で語ったのは、『WoW』などで知られるBlizzard EntertainmentのチーフクリエイティブオフィサーRob Pardo氏。『StarCraft』シリーズでリードデザイナーを務めてきた同氏は「e-Sportsがオリンピックに登場する十分な理由がある」とも発言していた模様です。
Pardo氏は反射神経と判断力を要求されるe-Sportsの競技性に触れ、そのマインドスポーツ性についても言及。一方、BBCによる報道ではチェスがオリンピック競技種目に採用されていないことも例に挙げながら、e-Sportsがオリンピックに採用される可能性が低いことを指摘。Pardo氏も、ビデオゲームはスポーツシーンにコミットする為の「文化的な戦い」に直面していることを認めています。
しかし、Twitchなどを軸として爆発的に増加した視聴者数はシーンの発展に大きく貢献しており、Pardo氏はe-Sportsのビジュアル的な側面についても「魅力的な可能性」があると主張。スポーツ系シューターやストラテジー、MOBAなどが大きな隆盛を見せている昨今ですが、今後も様々な形でゲーマーから注目されていくことが期待されます。
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