映画は1986年に発表されたアンドレイ・サプコフスキの小説「The Witcher(魔法剣士ゲラルト)」を原作とするもので、短編集「The Last Wish」から「Lesser Evil」を題材に製作されるとのこと。また、映画はシリーズ化が計画されており、最初の作品である「Lesser Evil」の物語は2017年に公開される予定です。
製作の主軸となるPlatige Imageは、過去に『The Witcher 2: Assassins of Kings』のイントロムービーや、『The Witcher 3: Wild Hunt』のシネマティックトレイラーを手がけている他、評価の高い映像作品を数多く送り出している実績があります。
Platige Imageが制作した『The Witcher 3』OPシネマ「The Trail」
監督は上記のRPG『The Witcher』シリーズのトレイラーを制作したTomasz Baginski氏が担当。提携したSean Daniel Companyからは映画「ハムナプトラ」やリメイクされる「ベン・ハー」で知られるショーン・ダニエル氏とジェイソン・ブラウン氏が参加。脚本は米国ドラマ「グリム」や「バフィー ~恋する十字架~」の製作に携わったThania St. John氏が担当します。
なお、「The Witcher」ブランドはCD Projektが所有しており、今年7月に映画化の噂が立った段階で、同社CEOのAdam Kicinski氏が映画製作に関わっていないことを明らかにしており、Platige Imageが権利を持っていないことが報じられていました。今回のPlatigeによる発表では、その点について言及されておらず、権利関係の問題が解消しているのかは不明です。
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