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第20回文化庁メディア芸術祭作品募集が7月7日より開始―ゲームはエンターテインメント部門から

文化庁メディア芸術祭実行委員会は、第20回文化庁メディア芸術祭を開催し、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で7月7日より作品募集を開始すると発表しました。

ニュース 発表
第20回文化庁メディア芸術祭作品募集が7月7日より開始―ゲームはエンターテインメント部門から
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文化庁メディア芸術祭実行委員会は、「第20回文化庁メディア芸術祭」を開催し、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で7月7日より作品募集を開始すると発表しました。

この芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰し、受賞作品の鑑賞機会を提供する総合フェスティバルです。第19回では、国内で2,201点、日本を含む世界87カ国と地域を合わせて4,417点が応募。第20回の今年度から募集や審査、発表のスケジュールが大幅に変更されており、募集期間は日本時間7月7日から9月9日18時必着となっています。

ゲームやガジェット、アプリケーションなどはエンターテインメント部門、映像作品やインタラクティブアート等は“アート部門”、アニメ作品は“アニメーション部門”、漫画は“マンガ部門”に分類されています。第19回で優秀賞を獲得したゲームは、Drool開発のリズム・バイオレンス・ゲームの『Thumper』と、RAC7 Games開発のパズルホラーゲーム『Dark Echo』、AssocreationのARゲーム『Solar Pink Pong』の3タイトルです。

審査員にはバンダイナムコエンターテインメント(旧: ナムコ)の『ゼビウス』開発を務めた遠藤雅伸と、元コンパイルで『ぷよぷよ』などのタイトルを生み出した米光一成氏が参加します。


また、文化庁メディア芸術祭20周年企画展実行委員会は「文化庁メディア芸術祭20周年企画展―変える力」を10月15日から11月6日まで東京のアーツ千代田 3331を中心に開催すると発表。「変化」をテーマに過去の審査委員であった4人を監修者を通じて、歴代の受賞/審査委員会推奨作品の展示や上映を行います。この展示では「第4回 デジタルアート(インタラクティブ)部門 大賞」に選ばれたスクエア・エニックスの『ドラゴンクエストVII』が紹介作品として展示される予定です。

以下、募集要項/実行委員会/企画展開催概要になります。

    平成28年度[第20回]文化庁メディア芸術祭実行委員会(予定)
    ■会長
    宮田 亮平(文化庁長官)

    ■運営委員

    青木 保(国立新美術館長)
    建畠 晢(多摩美術大学長)
    古川 タク(アニメーション作家)

    ■選考委員

    ●アート部門

    石田 尚志(画家/映像作家/多摩美術大学准教授)
    佐藤 守弘(視覚文化研究者/京都精華大学教授)
    中ザワ ヒデキ(美術家)
    藤本 由紀夫(アーティスト)
    森山 朋絵[予定](メディアアートキュレーター/東京都現代美術館学芸員)

    ●エンターテインメント部門

    遠藤 雅伸(ゲームクリエイター/東京工芸大学教授)
    工藤 健志(青森県立美術館学芸員)
    佐藤 直樹(アートディレクター/多摩美術大学教授)
    東泉 一郎(デザイナー/クリエイティブディレクター)
    米光 一成(ゲームデザイナー)

    ●アニメーション部門

    小黒 祐一郎(アニメ雑誌編集者)
    木船 徳光(アニメーション作家/IKIF+代表/東京造形大学教授)
    高橋 良輔(アニメーション監督)
    森野 和馬(映像作家/CGアーティスト)


    ●マンガ部門

    犬木 加奈子(マンガ家/大阪芸術大学客員教授)
    門倉 紫麻(マンガライター)
    古永 真一(文学者/首都大学東京准教授)
    松田 洋子(マンガ家)


    ■選考委員

    田所 淳(クリエイティブ・コーダ―)
    服部 浩之(キュレーター)
    水野 勝仁(甲南女子大学文学部メディア表現学科講師)

    平成28年度[第20回]文化庁メディア芸術祭 募集概要
    募集部門4部門(アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガ)

    ●アート部門
    インタラクティブアート、メディアインスタレーション、映像作品、映像インスタレーション、グラフィックアート(デジタル写真を含む)、ネットアート、メディアパフォーマンス等

    ●エンターテインメント部門
    ゲーム(テレビゲーム、オンラインゲーム等)、映像・ 音響作品(ミュージックビデオ、自主制作・広告映像等)、空間表現(特殊映像効果・演出、パフォーマンスを含む)、ガジェット(プロダクト、ツールを含む)、ウェブ(ウェブプロモーション、オープンソースプロジェクトを含む)、アプリケーション等

    ●アニメーション部門
    劇場アニメーション、短編アニメーション、テレビアニメーション、オリジナルビデオアニメーション(OVA)等

    ●マンガ部門
    単行本で発行されたマンガ、雑誌等に掲載されたマンガ(連載中の作品を含む)、コンピュータや携帯情報端末等で閲覧可能なマンガ、同人誌等の自主制作のマンガ等

    ■募集期間
    2016年7月7日(木)~9月9日(金)日本時間 18:00 必着

    ■応募条件

    ※応募する作品が下記に該当するかを必ず確認の上でご応募ください。
    ●2015年9月10日(木)から2016年9月9日(金)までの間に完成または、すでに完成してこの期間内に公開された作品。

    ※更新、リニューアルされた作品で上記期間中に完成、または発表された作品も応募可能です。
    ※応募する作品数に制限はありませんが、同一の作品を複数の部門に重複して応募することはできません。

    ●応募者は作品の著作権を有することが必要です。代理の方が応募する場合は、必ず著作権者に承諾を得てください。

    ※応募申込をもって、応募者および作者の同意を得られたものとします。
    ※募集要項・第20回文化庁メディア芸術祭ウェブサイトに記載された応募規定特記を必ずお読みいただき、同意の上でご応募ください。

    ■各賞
    高い芸術性と創造性を基準として、部門ごとに大賞、優秀賞、新人賞を選定します。
    また、審査委員会の推薦により、メディア芸術分野に貢献のあった方に対して、功労賞を贈呈します。
    メディア芸術祭賞(文部科学大臣賞)
    大 賞:賞状、トロフィー、副賞60万円
    優秀賞:賞状、トロフィー、副賞30万円
    新人賞:賞状、トロフィー、副賞20万円
    功労賞:賞状、トロフィー
    このほか、優れた作品を審査委員会推薦作品として選定します。

    文化庁メディア芸術祭20周年企画展―変える力 開催概要

    会期: 2016年10月15日(土)~11月6日(日)

    会場: メイン会場:アーツ千代田 3331(東京都千代田区外神田6丁目11-14)
    ●開場時間=11:00~19:00 ※入場は閉場の30分前まで
    ●会期中無休
    サテライト会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ ICC]、UDX THEATER、国立新美術館 他
    ※開館時間、休館日は会場によって異なります。

    入場料: 無料 ※一部のイベントは有料

    主催: 文化庁メディア芸術祭20周年企画展実行委員会

    協力: アーツ千代田 3331

    文化庁メディア芸術祭20周年企画展ウェブサイト: http://20anniv.j-mediaarts.jp
    ※出展・イベント情報の詳細は上記ウェブサイトにて順次発表する予定です。
《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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