
- “『GTA V』『Fallout 4』『The Witcher 3』など大型PCタイトルの登場もあり、ますます盛んになっているModカルチャー。日々Modユーザーが新たな作品を投稿しており、膨大な種類が存在します。そこで、Game*Spark編集部スタッフが、「スゴイ!」と感じたModを毎週1つピックアップしてご紹介していきます。”
編集部が独断と偏見でスゴイと思ったModを紹介する「このModがスゴイ」。第22回目では、『Doom 2』を映画「ゴーストバスターズ」仕様にしてしまうMod「GhostBusters DOOM 2」を紹介します。
WhamNinjaMolehillより
■概要

3人の開発者からなるSSA Entertainmentが制作した本Modは、1994年にリリースされた『Doom 2』と、1984年公開の映画「ゴーストバスターズ」を融合させるMod。このModがリリースされたのは10年以上前にさかのぼるので、公開間近となっているリブート版映画との関係性はありません。

プレイには『Doom 2』が当然ながら必須となりますが、リリースされたのが20年以上前であるため、動作するOSの問題があります。しかしながら『Doom』はオープンソース化しており、『Doom』用のゲームエンジンが複数存在。本Modの公式サイトでは、そのなかでも「ZDoom」と呼ばれるエンジンが必要だと記載されています。

こちらの「ZDoom」があれば、近年のWindows(Windows 10は未確認)はもちろんMac OS X/Linuxでも『Doom 2』が動作可能です。
■ややや、これは良くできてる…

「GhostBusters DOOM 2」では、32個のレベルを無料で置き換えるため、映画をベースにしたニューヨーク周辺のロケーションが登場します。敵は通常、人だったものが幽霊になることもあり、あくまでこれは「ゴーストバスターズ」なんだと思わせてくれる仕組みも。レイ・パーカー・ジュニアの曲「Ghostbusters」を聞きながらプレイすればノリノリになれるかもしれません。

さらに特筆すべきは、映画中に登場する装備ガジェットに関する再現度です。「PKE Meters」「Giga Meters」を始め、作品を象徴するビーム兵器「Proton Packs」も使用可能。また、白塗りの霊柩車でお馴染み「Ecto-1」も運転でき、準オープンワールドのようになっているニューヨークの街を巡れます。

『Doom』らしさと「ゴーストバスターズ」らしさが見事に融合を果たした本Modはこちらからダウンロード可能。前述したとおり、このModと本編を所有していても、利用しているOSによってはプレイができないのでご注意ください。ほかにも、この作品のModを取り上げて欲しいという読者の方はぜひコメント欄にお寄せください。

※Modの導入は自己責任でお願いいたします。ゲームデータのバックアップは忘れずに
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