フランスのデベロッパーNovaquarkが開発している新作SFサンドボックスMMORPG『Dual Universe』。本作のKickstarterキャンペーンがスタートしました。

本作は、ありとあらゆるものが1つのシャード(欠片)に集まっているMMO作品。全てのプレイヤーはNovaquarkの中央サーバーに集められているため、"1つの世界"に全プレイヤーが存在しており、人数がいわゆる「部屋」ごとに区切られていません。

『Dual Universe』の世界は、既に地球が破壊された未来を舞台にしており、Arkshipと呼ばれる宇宙船に乗っていた人類が1万年後にコールドスリープから目覚める、という設定。全てのプレイヤーは、地球に似た惑星「Alioth」からスタートするそうです。さらに、DONTNOD Entertainmentの共同設立者Alain Damasio氏が執筆した本作のショートストーリーも公開(英語)されています。

ゲーム内にはプレイヤー主導の経済、政治、貿易、戦争などが備わっており、経済においては、資源などを貿易で売買したり、自分の会社を設立したりすることも可能。実際に、コミュニティポータルでは、既に400以上の国、企業、海賊ギルドといった団体が創立されているとのこと。

Arkshipの周辺などはセーフゾーンに設定され、プレイヤーを保護しますが、セーフゾーン外ではPvPも行われます。領地を決められるテリトリーシステムも搭載されているので、他のプレイヤーと領地を巡って争う、ということもあるかもしれません。また、クラフト要素も充実している本作では、惑星サイズの建造物を始め、自分の乗る宇宙船でさえも自由に制作可能です。
宇宙船建造ゲームプレイ
支援内容は、ゲームなどを同梱した12ユーロの「Iron Founder Pack (Early Bird)」や開発チームに会えたり、電話会議に参加できたりする7,000ユーロの「Kyrium Founder Pack」など15パターンが用意されています。

月額制のMMOとなる『Dual Universe』Kickstarterは、記事執筆時点で33日を残し、1,626人のバッカーから131,554ユーロを調達済み。目標金額は500,000ユーロで、バッカー向け配信予定は2018年12月とのこと。