様々な企業や関係機関により研究が進むVR内の触覚再現システム。新たにドイツ・ポツダムのHasso Plattner Instituteによって電気筋肉刺激(EMS)を用いたデバイスの研究が発表されています。
このデバイスは、電気による筋肉刺激(EMS)をユーザーの上腕二頭筋、胸筋、手首などの4箇所に与えることによって、壁であったり重いものに触れたりといった感覚を擬似的に味わうことが可能なもの。公開されたデモ映像では、電撃を放つ壁、投射物が当たる、物体のスライドなどの各種の感触を被験者が味わう様が描画されています。
今回発表されたデバイスの実効果の程はどの程度であるかはわかりませんが、他に研究が進むデバイス群と合わせて、VR内で触感を味わえる日が来るのもそう遠くはないのかもしれません。
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