日本時間の10月31日0時から行われた、Paris Games Week 2017直前の報道陣向けイベント「PlayStation Media Showcase」。会場の様子を生中継で見た読者も多いのではないでしょうか?現地で初公開された最新動画はすでに過去記事で紹介していますので、今回は実際に現地に足を運んで見た会場の様子をお届けします。
会場はフランス・パリのオフィス街であるラ・デファンスにある「グランダルシュ」。日本では「新凱旋門」という名前の方が一般的かもしれません。「Media Showcase」はここの地下で現地時間の午後5時から行われました。
世界中からゲーム関係者が集まるイベントということで、会場の混雑が予想されていたので、筆者は開場時間の午後3時少し前に到着。それでもすでに10人ほど並んでいる人がいました。時間になったら扉が開き、中で簡単な手続きをし、入場用のリストバンドをもらいます。開幕まではまだ時間があるので、地下に移動すると、立食形式の軽食と飲み物が用意されていました。
午後4時になるとホールの扉が解放され、報道関係者のほとんどは席に着きます。ここから午後5時まではライブストリーミング番組が放送され、PlayStation AccessというYouTubeチャンネルのプレゼンターたちにより、最新のインディーゲームやVRタイトル、そして『FINAL FANTASY XV エピソード イグニス』の配信日(12月13日)などが発表されました。
午後5時になると、ついに「Media Showcase」が開幕!トップバッターは『Ghost of Tsushima』。映像が流れている間は会場が静かだったものの、開発がSucker Punch Productionsと発表された途端に大歓声が。『inFAMOUS』シリーズで知られているだけに、世界中で大きな期待を持って迎えられたようです。
その後も次々と最新映像が公開されましたが、その中でも特に大きな歓声で迎えられたのが『Spider-Man』、『Detroit Become Human』、『God of War』、そしてトリを飾った『The Last of Us Part II』。しかし『The Last of Us Part II』の映像は(観た人はわかると思いますが)あまりの残虐表現に、会場の一部からはうめき声も……。それでも映像最後にタイトルが登場した際の大歓声は凄まじいものがありました。
ちなみに筆者としては『ワンダと巨像』のリメイク映像が想像を遥かに超える大迫力で感動したのですが、会場では小さな拍手が起こっただけでした。やはりリメイクではなく、最新作への期待というものの方が海外では大きいのかなと感じました。
「Media Showcase」終了後はホールの外に多くの人が集まり談笑する姿が。食べ物も新しいものが用意され、ワインを片手に美味しいフランスパンやチーズを食べながら、新たに発表されたゲームについて情報交換する姿を見ることができました。
Paris Games Week 2017は、11月1日(現地時間)からParis Expoで開催されます。
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