
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、EAのサッカーゲーム『FIFA 19』の「CONTINENTAL CUP 2018 Presented by PlayStation」日本代表選考会を開催しました。
この選考会は、10月末にフランス・パリで開催されるゲームイベントParis Games Week内で行われる『FIFA 19』のe-Sportsの世界大会「CONTINENTAL CUP 2018 Presented by PlayStation」に出場する選手を決めるものです。出場選手は「明治安田生命eJ.LEAGUE」決勝戦に出場した、あつや選手とオラ選手、かーる選手、黒豆選手、ナスリ選手、fantom選手、ふうせん選手、マイキー選手、マルコン選手、よしだ選手の合計8名が争います。

予選の試合形式は、選手を5名ずつグループAとグループBの2つに分けたリーグ戦。決勝戦へ進出したのは、ナスリ選手とかーる選手、マイキー選手とfantom選手です。決勝戦では、試合の模様が中継され実況に岸大河氏と解説に羽染貴秀氏が加わっています。


準決勝第1試合は、ナスリ選手(ベルギー)vs Fantom選手(イングランド)が対決。ファーストレグで初めにナスリ選手が1点先制した後、Fantom選手がすかさず点を取り返していきます。再びナスリ選手が攻めに行きますが、あと一歩のところでシュートを逃し、そこからFantom選手が盛り返し、相手のゴールポストへボールを入れたものの、ゴール判定とならずオフサイド。そこから両者決定的なシュートを決めることが出来ずに1 vs 1で前半戦が終了。

ハーフタイムが終わった後ゴールを最初に決めたのはナスリ選手でした。その後も両者とも、なかなかゴールを決められなかったものの、さらにナスリ選手がゴールを決め3 vs 1でファーストレグが終了しました。
セカンドレグで、一足早くにゴールを決めたのはナスリ選手でした。この勢いからナスリ選手がリードを取りつつ逃げきるかと思いきや、Fantom選手がゴールを決め再び1 vs 1になるとともに、Fantom選手が再びゴールを決め1 vs 2と逆転してきました。また、ここでもナスリ選手が点を取り返し2 vs 2と同点になります。最終的に、ナスリ選手がファーストレグで3点入れていたことから 5 vs 4でナスリ選手が勝利し、決勝へ進出しました。


準決勝第2試合は、マイキー選手(ベルギー) vs かーる選手(フランス)です。最初に先制したのはマイキー選手でした。マイキー選手は、その後も2点入れ3 vs 0と大きくリード。なーる選手が1点取り返すものの、マイキー選手はさらに1点を取り4 vs 1とその差は縮まりません。
後半戦終了間近にかーる選手が1点を追加したものの、岸氏の実況解説でもコメントされていましたが、ゴールへの喜びや悔しさを一切声や顔に出さずに、淡々と進めていました。このファーストレグは、最終的に 4 vs 2でマイキー選手が2点リードして終了。次に選手交代や設定の調整を挟んでセカンドレグに入ります。

セカンドレグは、少しだけ試合の流れが変わり1 vs 1で進行してきたところで、かーる選手が1点を取得し1 vs 2と1点追いつきます。この点数で前半戦が終了。続いて後半戦に続きます。後半戦では、マイキー選手が1点取り戻し、2 vs 2で後半戦が終了。ファースト/セカンドを合わせ最終的に6 vs 4でマイキー選手が勝利し、決勝進出を果たしました。


決勝戦は、ナスリ選手(ベルギー) vs マイキー選手(ノルウェー)となります。この決勝戦のファーストレグで先制しリードしたのがナスリ選手で、選手交代が入る前に2 vs 0と確実にゴールを決めていきます。また前半戦が終わる前に、さらに1点を追加し3 vs 0と大きな差が開きました。
後半戦ではマイキー選手が早々に1点を取り返します。逆転が始まるかと思いきや、すぐナスリ選手が1点を追加し、追い上げを阻止します。このあと両者なかなかゴールを決められず、最終的に3点差となる 4 vs 1で試合が終了しました。

選手の準備が終わったあと決勝戦のセカンドレグが始まります。セカンドレグ前半でゴールを決めたのは、ファーストレグでも怒涛の勢いを見せたナスリ選手です。さらに前半戦終了前に、もう1点を追加し2 vs 0で終えました。
セカンドレグ後半戦が始まったと思った矢先にナスリ選手が早速1点を追加。解説の羽染氏は、ナスリ選手は好守共に強さを発揮しているというところを話します。ここでマイキー選手が1点を取り戻しましたが、さらにナスリ選手が1点を重ね、差を取り返します。さらにもう1点入れられたところで5 vs 1とその差は大きく、最終的に大きな点差をつけてセカンドレグも勝利。これによって9 vs 2となったことからパリへの切符を手に入れたのはナスリ選手でした。


実況席へと場所を移し決勝戦の振り返りを終えた後、「CONTINENTAL CUP 2018」のチケットがナスリ選手へ送られると共に同氏は「前回悔しい思いをしたので、一つでもいい成績を残せるように頑張りたいと思います。」と意気込み語り、また去年の海外でプレイの印象は「やっぱりちょっとのミスで点差を付けられてしまうので、ミスなく上へと頑張りたいと思います。」とコメントしました。この日本選考会は大きな拍手が送られて終了しました。

試合終了後、メディア合同でのミニインタビューが実施されました。
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