気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Moondrop開発、PC/海外PS4/Xbox One/スイッチ向けに2月14日リリースされた協力パズルアクション『Degrees of Separation』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、2Dスクロール形式の協力パズルアクション。プレイヤーはそれぞれ高温を司るEmberと低温を司るRimeを操作し、状況や環境を適宜変化させ、入り組んだパズルを解いて進んでいきます。1人プレイと2人プレイに対応。記事執筆時点では日本語未対応です。
『Degrees of Separation』は2,050円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Stig-Owe Sandvik氏(以下Sandvik氏)Stig-Owe Sandvikです。インディーゲームスタジオMoondropのリードデザイナー兼アートディレクターを担当しています。私たちは、ユニークなシステムや良いビジュアルスタイルを採用したゲームを作るのを楽しむ、とても小さなチームです。個人的には黎明期のゲームに魅了されており、それらは本当に魔法のような体験になり得ると思っています。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Sandvik氏本作は「温度」というテーマの大会に出展するため、2014年にプロトタイプが作られました。このプロトタイプでは、寒さと暑さのコントラストを、最も面白い方法で見せようと思ったのです。これが大会で1位となり、私たちもこの作品がしっかりしたシステムを搭載していると判断したことから、一本のゲームとして開発したいと思いました。
――本作の特徴を教えてください。
Sandvik氏本作は少女Emberと少年Rimeのゲームです。二人は一緒になりたいのですが、片方は暖かい世界に、もう片方は寒い世界に住んでいます。二人が会うとき、二人の間に通ることのできないバリアーがあります。二人は一緒になるため、一緒に旅をし、様々な困難を色々な魔法を使って乗り越えていきます。本作は一人でも遊べますし、経験を分かち合いたい人とも一緒にプレイできますよ。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Sandvik氏本作が特定のゲームや映画から直接影響を受けたということはありませんが、任天堂作品やピクサー/ディズニー映画から一般的なインスピレーションを受けています。本作を独自のものとするため、一つの作品から影響を受けすぎないように注意しましたが、いくつかの任天堂作品やピクサー/ディズニー映画が持つ深いテーマの表現方法は、本作にとても相応しいものだと感じました。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Sandvik氏日本語ローカライズは私たちがとてもやりたいことの一つです!私は幼い頃から日本のゲームをプレイしてきましたので、私の人生に多大な影響を与えた国に向けてゲームをリリースするというのはとてもエキサイティングです。本作が日本のゲーマーの皆さんの心に響くと嬉しいです。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Sandvik氏ゲームは私の人生において、とてもポジティブな影響を与えてくれました。ゲームで得た経験、力、見識が、皆さんの人生をより良いものにすることを願っています。ありがとうございました。
――ありがとうございました。
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