
Wargaming.netは、東京は麹町の新オフィスにてオンライン空戦アクションゲーム『World of Warplanes』日本サービス開始発表会を開催しました。
このローンチイベントでは、初めに『World of Warplanes』(以下、『WoWP』)パブリシング・アジアパシフィック・プロデューサーの藤田健氏が発表会の概要を説明すると共にスタート。サードウェーブの桑園勉氏からローンチを記念した言葉が贈られた後、パブリッシング・プロダクト・ディレクターのアンドリュー・ズガー氏が『WoWP』の解説に入りました。

『World of Warplanes』は、12 vs 12で戦えるPC向けオンライン空戦アクションゲームで、日本を含めた7つの国家から250以上の機体が登場。4,635通りの機体バリーションと、40種類のマップが存在します。

2011年に初発表が行われた『WoWP』は、2013年に欧米地域でオープンベータテストが行われると共に正式サービスを開始。2017年の大型アップデートを経て2018年にはアジア圏でのリリースを視野に入れて、国内向けに初めて日本版テストが実施されました。そんな本作が、2019年、ついに国内での正式サービスを始めるというわけです。

続いて、グローバルブランドディレクターのアル・キング氏が登壇。国内向けのマーケティングに関しては、初めにスローガンを欧米地域の「GET AIRBONE」より、意味合いが同じでもっと馴染みのある「SCRAMBLE」へと変更しました。他には、『WoWP』のマーケティングに関しては、メタルバンドIron Maidenとコラボした過去も明かされ、2018年には『WoWP』と「Aces High」のコラボPVを制作しています。


次に登壇した『WoWP』開発ディレクターのアレクサンダー・カシアネンコ氏は、2019年に実施予定のロードマップを披露しました。まず、日本テストによって得られたフィードバックからチュートリアルを改善すると共に、爆撃機のテールガンナーキャンペーンとアイアン・メイデンのコラボ。さらにソ連とアメリカの爆撃機を追加し、Unified NationsとPilot Mercenariesのフィーチャーを追加する予定です。

またここで開発チーム内にいる黒猫のナディアを紹介(ナディアはウクライナ語で「希望」という意味)。お昼寝やお菓子のおねだりの他にチームの監視などをしているほか、自身のメールアドレス(!)も持っているとのこと。

最後に藤田氏が再び登壇すると、5,000人が参加し、その内8人が1,000戦以上を記録したという昨年のスーパーテストの結果を説明。このテストでは、プレイヤーの継続プレイ率も他の地域より高かったようです。
アンケートの結果もポジティブで、「正式サービスが開始されたらプレイしたいと思いますか?」という質問には「はい」が76.9%。チュートリアルを強化した理由については、コンクエストモードのルールについての理解が低いことが判明したためで、「反省し改善すべき」という結論に達したからです。

このテストによって多くのユーザーが期待しているタイトルであることが明らかとなったため、Wargaming.netは国内での正式サービスを開始するべきと判断。『WoWP』の正式サービスが、4月17日から開始される予定となりました。
また、自作の紙飛行機をツイートすると、その中から選ばれた優秀作品に豪華グッズがプレゼントされる「スクランブルキャンペーン」も告知。開催期間は、3月27日から4月17日まで、応募は国内公式Twitterをフォローしたうえで、紙飛行機の写真に「#wowpaper」を添えてツイートするだけということなので、参加してみるのもいいかもしれません。

続いて、バンダイナムコアーツの杉山潔プロデューサーが登壇。同氏は、アニメ「ガールズ&パンツァー」シリーズをプロデュースしていることで知られていますが、アニメ「よみがえる空 -Rescue Wings-」を筆頭とする航空機関係の映像作品もプロデュースしています。そんな「航空機」と関係がある杉山氏は、『WoWP』正式サービス開始日時が決定したことを祝福。お祝いの言葉を述べました。最後に、APACのゼネラル・マネージャー、ジュンウォン・ハン氏が「スクランブル!」と乾杯の合図を取り発表を終えました。

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