気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Black Tower Entertainment販売、goonswarm開発、PC/Mac/Linux向けに9月6日リリースされたダークファンタジーJRPG『Sin Slayers』関係者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、ローグライク風のダークファンタジーJRPG。以前にも当コーナーで紹介した『Sin Slayers: The First Sin』の完全版となり、より多くのロケーション、より多くのヒーローが登場します。記事執筆時点では日本語未対応。
『Sin Slayers』は1,490円で配信中。
(今回はパブリッシャーの方にお答えいただきました。)
――まずは自己紹介をお願いします。
Artemこんにちは、パブリッシャーのBlack TowerでCEOをしているArtemです。ダークファンタジーを舞台としたJRPGである本作をリリースしました。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Artem最初のアイデアとプロトタイプは2016年に生まれました。パートナーであるgoonswarm(開発スタジオ)はたくさんのイベントに足を運び、資金集めを行いました。Black Towerが開発スタジオに会ったのは2018年のDevGAMM Minsk(注:東ヨーロッパ最大のゲーム開発者向けイベント)で、私たちは本作完成のために資金を出すこととなったのです。
――本作の特徴を教えてください。
Artem本作は、昔の最高のJRPGで使われていた、古典的なターン制戦闘システムを採用しています。プレイヤーの選択次第でパーティーの罪深さが上下し、難度を簡単にしたり難しくしたりします。すべてのロケーションはランダム生成されるので、素晴らしいリプレイ性も備えていますよ。
――『Sin Slayers: The First Sin』との違いを教えてください。
Artem本作は完全版であり、7つのロケーションに10のヒーローが登場します。『The First Sin』では1つのロケーションと5のヒーローだけでした。ロケーションとヒーローは今後もアップデートで追加していく予定です。
――本作が影響を受けた作品はいますか?
Artem本作は『DARK SOULS』『バトル・チェイサーズ:ナイト・ウォー』「ベルセルク」から影響を受けています。私たちはダークファンタジーが本当に大好きなので、同じようなものを作ろうと思いました。ゲームプレイは昔の『ファイナルファンタジー』作品から影響を受けています。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Artemもちろんです。可能な限り多くの言語に対応させようと思っており、その中でも日本語は最優先言語です。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Artem私たちが開発を楽しんだのと同じぐらい、皆さんが本作を楽しんでいただけると嬉しいです。できる限り90年代の素晴らしい古典的JRPGのようなRPGを作ろうと試みました。上手くいったかどうか、教えてくださいね!
――ありがとうございました。
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