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【プレイレポ】ダンジョン探索PvPvE『GREED IS GOOD』遊びやすさは上々! しかし『DaD』に寄せ過ぎでオリジナリティは弱め

ソロもしくはチームでダンジョン探索。敵と戦い財宝を集めて脱出せよ!

連載・特集 プレイレポート
【プレイレポ】ダンジョン探索PvPvE『GREED IS GOOD』遊びやすさは上々! しかし『DaD』に寄せ過ぎでオリジナリティは弱め
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The Fool's Studioは、ダンジョン探索PvPvEアクション『GREED IS GOOD』のSteam早期アクセスを開始しました。

本作は、複数のソロプレイヤーもしくはチームがダンジョンを探索して脱出を目指すゲーム。時間で狭まっていくエリア内で、さまざまなモンスターや他のプレイヤーと戦いながら装備や財宝を集めながら、外の世界に通じるポータルを発見しなければなりません。

PvPvE形式のダンジョン探索アクションとして、いわゆるIRONMACEの『Dark and Darker』フォロワーといえる本作。早期アクセス期間はおよそ6ヶ月間を予定しており、製品版に向けてバグの修正やコンテンツの充実を行っていく予定であるとしています。

本記事では『GREED IS GOOD』をプレイし、そのインプレッションをお届けしていきます。


選べるクラスは7種類

本作で使用できるクラスは7種類。それぞれのクラス特性を持つキャラクターが用意されており、自身のキャラクターを作成することはできません。各クラスには初期状態でパッシブとアクティブスキルを持っていて、キャラクターレベルを上げることで新たなスキルが解放されていきます。

ゲームは1人で参加するダンジョン、3人チームで参加するダンジョン、さらにコストが必要なチーム向けのハードダンジョンの3種類が用意されています。ゲーム開始時はお金も装備もないので、最初はとりあえずソロプレイでダンジョンへと挑んでみます。ちなみにチュートリアルと言えるような導入はありません。

今回のプレイで選んだのは、ファイタークラスに該当するAidenです。彼は剣と盾を操る近接職で、スプリントと50%体力回復のアクティブスキルを持っています。まずはオンラインロビーの酒場に集まり、最高で9人の参加者が同じダンジョンへと向かうことになりました。

筆者はリリース日に公式の東アジアサーバー(ソウル)でプレイしました。オンラインセッションの検索時間はかなり早く、気軽にダンジョン探索を楽しめました。チーム戦に関しても、現在オンライン中のプレイヤーにチーム招待を送る機能があります。

迷宮を探索し、敵を倒して財宝を集めろ!

セッション決定後、それぞれのプレイヤー(チーム)はダンジョン内にバラバラに配置されます。もし装備を持ち込まなくても、各キャラクターは最低限の装備とポーションを与えられるので、開始時点でもそれなりにモンスターと戦うことができます。

ダンジョン内には壊せるオブジェクトが多く配置されていて、壊すことで財宝や装備品、ポーションなどのアイテムを入手可能。また、宝箱や隠し通路などもあり、探索すればするほど装備やトレジャーは充実していきます。もちろん探索中にはクモやコウモリ、スケルトンやゾンビといった敵モンスターもいるため注意が必要です。

マップには次回の縮小範囲が表示されていて、時間経過によってダンジョンの安全なエリアが狭まっていきます。範囲外にいると毒の霧による継続的なダメージを受けることになるため、なるべく早く安全なエリアを目指さなくてはなりません。ドアの開閉やサーチなど、さまざまなアクションは少し時間が取られるので敵の追跡にも気をつけましょう。

ある程度マップが縮まることで、エリア内の何処かに「ポータル」が出現します。このポータルを通じて無事に脱出できれば、これまで獲得したアイテムを無事に持ち出せます。もちろん敵や他プレイヤー、範囲外ダメージなどの要因で死んだ場合はすべてのアイテムを落としてしまいます。

脱出成功!

と、これが基本的なゲームルールですが、ほぼ『Dark and Darker』と同じものと考えて問題ありません。ただしモンスターの強さや範囲外ダメージ量など、さまざまな面で全体的にややカジュアルになっている印象です。

筆者はある程度この手のゲームの経験がありましたし、さらに運が良かったこともあってか初回で無事に脱出成功。手に入れたアイテムを商人に売り飛ばして当座の資金を確保できました。

何度も挑み何度も死んでキャラを育てよう

プレイヤーにはキャラクターレベルだけでなく、アカウントレベルもあります。アカウントレベルを5に上げることで「トレーディング」機能が解放されるほか、チーム向けのハードダンジョンにも挑めるようになります。

トレーディングではユーザーが自由に出品できるほか、オーダーを出して狙いのアイテムのトレード待ちをすることもできます。ダンジョン内では自分が使ってないクラス用の装備を入手することもあるため、もし高レアのアイテムを拾った場合は商人に売らずにトレードに出すのもひとつの選択肢です。

もしダンジョン内で殺されてしまっても、経験値は得られます。まずは何度もダンジョンに潜り、要素が解放されるアカウントレベル5を目指しながらキャラクターレベルを上げてスキルを覚えていきましょう。支給アイテムのお陰で初期状態でもある程度は戦えるので、気軽に挑戦できますよ。

とはいえ少しでも長生きしたいというのが正直なところ。生存率を上げるためには相手の位置を把握することが重要です。ダンジョン内では足音や戦闘音などが非常に目立つので、しゃがんで音を小さくして移動したり、逆に周囲の音に気を配ることで状況を把握できます。また、トーチなどの灯りを消すことも視覚的には効果的です。

これだけ暗いとなかなか認識されません。そして光から来る相手はすぐわかる。
ときには他プレイヤーを手に掛けることも。

息を潜めて安全なエリアにギリギリまで隠れていれば脱出は意外と簡単なのですが、戦闘が少なければ稼ぎは小さくなります。『GREED IS GOOD』という名にふさわしく、リスクを覚悟で少しでも貪欲に動ければ良い結果を得られるのです。

GREED IS GOOD!
ミミックもいるので要注意。
ゲーム開始時の読み込みの関係でアレがミミックとわかっています。初期位置からか……。

『GREED IS GOOD』は探索と戦闘、そして脱出などPvPvEの緊張感を備えつつも、ややカジュアルで遊びやすいようなゲームバランスです。とはいえ、やはりスキルや雰囲気などさまざまな点で『Dark and Darker』に寄せすぎているという印象は否めず、遊べた範囲ではオリジナリティを感じる部分は少なめ。早期アクセスの現時点ではコンテンツ量も多いとは言えません。

また、Steamのユーザーレビューでも指摘されている通り、チーターもいるようです。筆者は範囲外で死んだ後に他プレイヤーを観戦していたのですが、その中に「エリア外で一切ダメージを受けない」というプレイヤーを見かけました。こういったプレイヤーへの早急な対処も望みたい部分です。

スタックする場所もありました。このあと範囲外で死亡。
毒の霧にも一切ダメージを受けないプレイヤー。




『Dark and Darker』フォロワーでバランス的に遊びやすい!ただチーターの存在や「寄せすぎ」という点は気になるスパ……。


タイトル:GREED IS GOOD
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam
発売日:2023年11月6日(早期アクセス)
記事執筆時の著者プレイ時間:6時間
価格:2,248円



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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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