2023年12月15日(金)~2023年12月21日(木)にGame*Sparkで公開された記事から特に読まれた記事トップ5をご紹介する週刊ゲムスパランキング、略して週刊スパランのお時間です。1週間のおさらいをしたい、忙しいから手早く知りたいという方にもおすすめです!
5位―『The Day Before』のトレイラーを9ヶ月かけて再現を試みるゲーム開発者が注目集める
残念な結末を辿ってしまったオープンワールドサバイバルMMO『The Day Before』ですが、そのゲームプレイトレイラーを9ヶ月かけて真似したゲーム開発者が注目を浴びています。
トップダウンアクションシューター『Suit for Hire』をSteamにて早期アクセス配信中のゲーム開発者のCrimson氏は、「ゾンビサバイバルゲームのトレイラーはどれくらい早く作れるのだろう?」という思いの下、今年3月に『The Day Before』のゲームプレイトレイラー(現在は削除)のパロディ再現を試みました。アセットを買い足したり開発プロセスをSNSで公開したりして9ヶ月ほど(実時間は160時間ほど)作業を行なっているといいます。
『The Day Before』の失敗について、Crimson氏は「驚かなかった」と述べます。同作が持つコンセプトが成功し、大量のコンテンツが用意されたバージョンを見たかったという思いがあったそうですが、残念ながらそうはいきませんでした。皮肉にも、同作の失敗はこのパロディトレイラーが注目されるひとつのきっかけとなったようです。
4位―『モンスターハンターワイルズ』Steamストアページ公開
カプコンは、2025年発売予定の『モンスターハンターワイルズ』のSteamストアページを公開しました。
本作は、2024年に20周年を迎える人気ハンティングアクション『モンスターハンター』シリーズの最新作。詳細はまだ不明ながら、生物に乗って移動したり、広大なフィールドが用意されていたりと、期待の持てる要素がトレイラーに散りばめられています。
このSteamページでも詳細は語られておらず、画像もトレイラーから切り出したもののみとなっているため、依然として続報待ちといった状態です。現時点では「日本語に対応していません」という表記が出ていますが、それらは今後更新予定とのこと。もちろん日本語も追加されるものと思われます。『モンスターハンターワイルズ』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2025年発売予定です。
3位―『Bloodborne』のヤーナムを2年かけて『マインクラフト』で再現
『Bloodborne』は『DARK SOULS』とも『ELDEN RING』とも異なるダークで上品なアートスタイルが特徴ですが、そんな同作に魅入られたXユーザー・Potomy氏が『マインクラフト』上でヤーナムを再現した映像が話題です。
この映像では、『マインクラフト』上で再現されたヤーナムの様子が収録されています。ボクセルながらゴシックな雰囲気は色濃く残されており、濃い霧も相まってPotomy氏の『Bloodborne』愛が伝わってきます。まだ製作途中のようですが、およそ2年以上も作り続けているそうです。
2位―エロティックホラーシリーズ最新作『Lust of God』発表
Madmind Studioはエロティックホラーゲーム『Lust for Darkness』、『Lust from Beyond』に続くシリーズ最新作『Lust of God』を発表しました。
本シリーズはエクスタシーの神Lauv'abrarcのカルトを描いた一人称視点のアダルト向けラヴクラフト風ホラーで、最新作『Lust of God』は前作『Lust from Beyond』の直接の続編となります。
今作ではカルトはLauv'abrarcの召喚に成功しますが、恐怖を感じた人類が核兵器による攻撃で殲滅。神の残骸を含む汚染区域は閉鎖されるもカルトの残党は新しい現実に適応した教義と儀式で発展し、身体を変化させていきます。プレイヤーは恐ろしい身体変化を経験し始める若き女性となり、Lauv'abrarcの声に導かれていくとのこと。『Lust of God』はSteamにて配信予定。日本語への対応も記載されています。
1位―オープンワールドレーシング『The Crew』が各種ストアから削除、2024年3月末以降プレイ不可に
ユービーアイソフトは、オープンワールドレースシム『ザ クルー(The Crew)』が各種ストアから削除され、2024年3月末にプレイ不可となることを発表しました。
本作は2014年にリリースされた、オープンワールドレースが楽しめるドライビングシミュレーション。広大なアメリカを舞台としたオープンワールドの世界や、細部までこだわったグラフィック、車の挙動がこれまでにも評価されてきました。『ザ クルー』シリーズはその後も展開され、2018年には続編の『ザ クルー2』、今年の9月にはシリーズ最新作の『ザ クルー:モーターフェス』がリリースされています。
ユービーアイソフトのお知らせによると、『ザ クルー』はすべてのプラットフォームのストア(PC/Xbox 360/Xbox One/PS4/Ubisoft+)から削除されており、新規の購入ができなくなったことを告知しているほか、2024年3月31日以降はサーバーが停止され、プレイ不可能になることもアナウンスされています。本作を手掛けるIvory Towerスタジオにとっても、最初の作品を廃止することは心苦しいと語る一方、今後のサーバーインフラやライセンスの制約といった観点から、やむを得ないものであるとしています。
今週最も読まれたのは『The Crew』に関しての記事に! お知らせによると開発当初はスタッフがわずか30人程度しかいなかったところ、今では300人を超えているとのこと。今後は最新作で新たなコンテンツを今後も追加していくことを表明しています。