プレイヤーを導く“黄色のペンキ”はホントに必要? ゲームでおなじみの「目印」議論が『FF7 リバース』で再燃 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

プレイヤーを導く“黄色のペンキ”はホントに必要? ゲームでおなじみの「目印」議論が『FF7 リバース』で再燃

『FINAL FANTASY VII REBIRTH』の体験版が再燃のきっかけの1つに。

ゲーム文化 カルチャー
プレイヤーを導く“黄色のペンキ”はホントに必要? ゲームでおなじみの「目印」議論が『FF7 リバース』で再燃
  • プレイヤーを導く“黄色のペンキ”はホントに必要? ゲームでおなじみの「目印」議論が『FF7 リバース』で再燃
  • プレイヤーを導く“黄色のペンキ”はホントに必要? ゲームでおなじみの「目印」議論が『FF7 リバース』で再燃
  • プレイヤーを導く“黄色のペンキ”はホントに必要? ゲームでおなじみの「目印」議論が『FF7 リバース』で再燃

多くのビデオゲームで、プレイヤーの行く先を示す目印として使われる“黄色のペンキ”の必要性について、海外フォーラムを中心に議論が盛り上がりを見せています。

2023年に盛り上がった黄色のペンキの必要性に関する議論が再燃

2023年に『バイオハザード RE:4』をきっかけにして議論が盛り上がった「黄色のペンキ」問題。『バイオハザード RE:4』では樽や梯子などに黄色のペンキで目印がつけられており、それがゲームの雰囲気を壊してしまうと指摘する声が寄せられていました。しかし全てのプレイヤーにとって「目印が不要」なわけではなく、こういった装飾はテストプレイを重ねた上で加えられたものだろうという意見もあり、賛否両論となっていました。

そんな「黄色のペンキ」の議論が再燃するきっかけのひとつとなったのは『FINAL FANTASY VII REBIRTH』の体験版に登場した崖を登るパート。ここでは掴まることができる部分に黄色の目印がつけられていて、「『FF7』が黄色のペンキウイルスに感染した!」というNew Blood InteractiveのCEO・Dave Oshry氏によるポストが2,500万件以上表示され、大きな注目を集めていました。

賛否両論飛び交い、議論自体にうんざりしていそうな人々も……

これに対するXユーザーの反応は、前回同様に賛否両論。“ペンキ否定派”と思われるユーザーからは「黄色のペンキはインタラクトできるモノを目立たせるための手抜きの方法で、もっと自然でより良い方法があったはず」という強気の主張が飛び出し、実際にペンキ無しで目立たせようと編集した画像を投稿するユーザーも現れました。

一方で、「方向音痴だから黄色のペンキは大好きだ」といったコメントや「ビデオゲームは誰にとってもプレイできるものであるべきで、その配慮がゲーム自体を台無しにしてしまうわけではない」といったコメントも。また、現実世界でも黄色は階段や駅のホーム、道路などで目立たせるための色として使われているという意見も散見されます。

「人々がこの黄色の目印の存在をこれほどまでに気にしているはずがない」と議論そのものにうんざりしているような反応も見られつつある、黄色のペンキ論争。しばらくは大作ゲームで登場するたび再燃しそうに思えますが、賛否両方の意見にうなずける部分があるこの議論に決着がつく日は訪れるのでしょうか。


ファイナルファンタジーVII リバース(FINAL FANTASY VII REBIRTH)-PS5
¥8,082
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《kamenoko》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. サービス終了後もゲームをプレイ可能な状態に保つことを義務付けさせる運動「Stop Killing Games」に英国政府が回答―海外報道

    サービス終了後もゲームをプレイ可能な状態に保つことを義務付けさせる運動「Stop Killing Games」に英国政府が回答―海外報道

  2. 『Ghost of Tsushima』や『モンスターハンター:ワールド』がソウルライク?ジャンルについての議論が盛り上がるも結局はSteamタグ機能への不満に

    『Ghost of Tsushima』や『モンスターハンター:ワールド』がソウルライク?ジャンルについての議論が盛り上がるも結局はSteamタグ機能への不満に

  3. リンクのように空を飛びたい?『ゼルダの伝説 ティアキン』ゾナウギア・翼の「ラグマット」が原作再現すぎる

    リンクのように空を飛びたい?『ゼルダの伝説 ティアキン』ゾナウギア・翼の「ラグマット」が原作再現すぎる

  4. 南極大陸を冒険してクトゥルフ系怪物少女を育てるADV『Cookthulhu』発表―手掛けるのは“非常に好評”『Yog-Sothoth’s Yard』のBone Nail

  5. あの「三角頭」も登場!映画『Return to Sillent Hill』カンヌ国際映画祭で試写が行われる

  6. 廃宇宙船で危険な遺伝子変異生物と戦う協力型ホラーFPS『RIPOUT』正式リリース日決定!

  7. テイクツーの2026年度までのリリース予定タイトルが12本減少か、主要フランチャイズ以外では開発中止タイトルも示唆―海外メディア報道

  8. 壊滅的な疫病で一変した世界を生き抜く中世サバイバルRPG『Nested Lands』発表!

  9. ウメハラ、CR・どぐらなどが"ミリしら"で『オーバウォッチ2』をプレイ!「格ゲーマーミリしらオーバーウォッチ対抗戦」発表―ガヤにはSHAKA、解説はXQQで波乱の予感

  10. 「サイバーパンク エッジランナーズ」後日談を描くTRPG「Mission Kit」6月中旬から下旬に発売決定!今石洋之氏による描き下ろしキャラも

アクセスランキングをもっと見る

page top