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海外レビューハイスコア『Pacific Drive』―「X-ファイル」や「ツイン・ピークス」のファンなら、最初の瞬間から不条理な親近感を抱くだろう

2024年2月22日発売『Pacific Drive』の海外レビューをお届けします。

連載・特集 海外レビュー
『Pacific Drive』
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・Hey Poor Player: 100/100(PS5)

・KeenGamer: 90/100(PS5)

Ironwood Studiosはスタジオの初旅行として、超自然的な舞台でドライブするスリルを表現した美しいスタイルのロードライク(roadlike)を提供した。旅をサポートする素晴らしいキャスト、病みつきになるプレイのループ、目を見張る不思議な光景、遭遇する独創的な障害物。『Pacific Drive』はインディー・オブ・ザ・イヤーになる可能性を秘めている。

・PC Gamer: 86/100(PC)

・MeuPlayStation: 85/100(PS5)

『Pacific Drive』はサバイバルというジャンルを大幅に刷新し、精密なドライビング・システムと絶えず進化し続ける世界とによって新境地を開拓する。「X-ファイル」や「ツイン・ピークス」のファンなら、最初の瞬間から不条理な親近感を抱き、異常地帯の深みに向かう特別以上の旅に出るだろう。

・GameSpot: 80/100(PC)

・Screen Rant: 80/100(PC)

Ironwood Studiosのデビュー作は、没入感のあるサバイバル・ドライビング・アドベンチャーとして結実した。奇想天外な障害物を乗り越えていく激しい旅は、『Pacific Drive』のキャッチーなオルタナティヴ・ロックのサウンドトラックとともに、ユーモアと、便利な道具や車の部品のクラフトとアップグレードで得られるリラックスした瞬間とのバランスが取れている。本作は非常に印象的なデビュー作であり、新スタジオを次のように世に知らしめるだろう。「心の安らぎも目に見える場所もない。『Pacific Drive』に行くがごとく」。

・TRG: 80/100(PC)

・Voxel: 80/100(PC)

ストーリーはわかりにくいかもしれないが、『Pacific Drive』は没入感という点で優れている。孤独で物悲しく郷愁に満ちた独特な雰囲気に導かれ、90年代のクラシックなテレビ番組や映画の思い出が蘇る。

・PC Games: 70/100(PC)

『Pacific Drive』は大きな可能性を秘めている。車が主人公のサバイバルゲームというアイデアは素晴らしいし、世界は不思議に満ち、ストーリーは興味深い。しかし、放射線から逃げなければならなくなると、すべてが不必要に煩わしくなる。バランス調整と一部の機能は多少手直しするべきで、そうすれば本作は全体的にとても楽しめるものになるだろう。

・IGN: 70/100(PC)

・Malditos Nerds: 60/100(PS5)

『Pacific Drive』は、ドライビングのメカニズム、舞台設定、アイテム収集(looting)、ゲーム進行の面において傑出している。しかし、プレイヤー体験に与える妨げや一部のインターフェースに問題があるため、お勧めするのは難しい。とはいえ、アクセシビリティ・オプションはよく実装されているので、Ironwood Studiosの極めて独創的なデビュー作でカスタマイズされた体験をすることは可能だ。


PC(Steam/Epic Games ストア)/PS5向けに2月22日に発売された『Pacific Drive』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点でPC版が78点(総レビュー数26件)、PS5版が75点(総レビュー数17件)でした。

総じて、世界観や基本コンセプトへの評価が高い一方、ゲームバランスやインターフェースに関しては評価が分かれているようです。

本作は、一人称視点のドライビング・サバイバル・アドベンチャー。舞台となるのは、アメリカ太平洋岸北西部に設定された超常現象の発生する立ち入り禁止区域「オリンピック隔離ゾーン」です。プレイヤーは放棄されたガレージを拠点に、相棒のステーションワゴンを修理・アップグレードしながら貴重な資源を集め、立ち入るたびに異なる試練が待ち受ける隔離ゾーンの謎を解き明かします。

当初は2023年発売予定でしたが、開発者の健康を維持しながら最高の品質へと仕上げることを理由に発売が延期されていました。

『Pacific Drive』は、PC(Steam/Epic Games ストア)/PS5向けに配信中です。


《FUN》

遊ぶより創る時間の方が長いかも FUN

元ゲームプログラマー。得意分野はストラテジーゲーム。ゲームライターとして活動する傍ら、Modの制作や有志日本語化に携わっています。代表作は『Crusader Kings III』の戦国Mod「Shogunate」。

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