・But Why Tho?: 85/100
・Try Hard Guides: 80/100
『WRATH: Aeon of Ruin』は『Quake』の素晴らしい精神的後継作であり、『Quake』のエンジンを用いてそのメカニズムの現代的解釈を提供する。マップデザインは狭苦しく感じることもあるが、ゲームは面白い。武器や敵、その他のブーマーシューターの核となるメカニズムについて興味深い見解を持っており、バグは最小限である。
訳注:「ブーマーシューター」(boomer shooter)は、90年代に人気を博したリアルさよりアクション性を重視するFPSを指すスラング。
・IGN Italia: 80/100
粗削りな部分があり、本作をあえてこのジャンルの初心者に不向きなものにしているが、『WRATH: Aeon of Ruin』は現在最高のブーマーシューターの一つである。特に、オープンなステージや探索が好きな人にとってはそうだ。
・GamingBolt: 80/100
『WRATH: Aeon of Ruin』はとっくの昔に飽和状態にある市場において、単なるもう一つのブーマーシューターという印象を発するかもしれない。しかし、自らの才能に加えて、このジャンルの古典の再現となることで見事に自らの独自性を打ち出している。そしてもちろん、素晴らしいレベルデザインと銃撃戦は、ゲームを信じられないほど面白くするのに一役買っている。唯一にして真の欠点は、設定とビジュアルがワイルドであるにもかかわらず、武器が本当の意味で典型的な古典シューターの型をまったく破っていないことだ。
・GameGrin: 75/100
『WRATH: Aeon of Ruin』は非常に楽しいひと時だが、万人向けではない。立ち向かう意志と覚悟がある者には、広大なステージと乗り越えがいのある困難が待っている。
・Gamereactor UK: 70/100
・Eurogamer: 60/100
KillPixelのシューターは3Dレベルデザインにおいて驚くべき野心を証明しているが、その代償としてテンポや面白さが損なわれることもある。
・God is a Geek: 60/100
『WRATH: Aeon of Ruin』に手を出すなら、暴力的な数時間の暇つぶし以上のものを期待しないことだ。それなら楽しめる。

PC(Steam, Epic Games ストア, GOG.com)向けに2024年2月28日に発売された『WRATH: Aeon of Ruin』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点で71点(総レビュー数10件)でした。
総じて、レトロ風シューターとしては評価されていますが、レベルデザインについては評価が分かれているようです。


本作は、初代『Quake』ベースのエンジンで開発されたレトロ風FPSです。プレイヤーはダークなファンタジーホラーの世界で、並外れた威力の武器や強力なアーティファクトを駆使して、圧倒的な数の強大な敵と戦います。90年代のシューティングゲームのDNAを受け継いでいると謳っています。
2019年から早期アクセスを開始していましたが、開発チームの新型コロナウイルス感染などを理由に正式リリースが延期されていました。


『WRATH: Aeon of Ruin』は、PC(Steam, Epic Games ストア, GOG.com)向けに配信中です。
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