
SCG STUDIOは、金継ぎによる陶磁器修復シム『KINTSUGI - A Journey Through The Broken Pieces』をSteamにてリリースしました。
くっつけるだけから精密操作まで、選べる難易度
本作は、破損した陶磁器を日本の修復技術「金継ぎ」で3Dパズルのように復元していくシミュレーションゲームです。
5つの修復難易度が用意されており、割れたピースを近づけるだけで自動的にくっつく「非常に簡単なモード」、破片を回転させ正しい向きであわせる「通常モード」、より精密に5度以内の精度で破片を継いでいく「挑戦モード」などがあります。


開発者によれば、「挑戦モード」ではゲームに不具合があると思うほど難しく感じられるが、これは実際の金継ぎ技術が忍耐・精密さ・思慮深さ・自制心・時間、そして割れた陶磁器の中に“美を見出す能力”が必要で、本作にはその哲学を反映させているとのこと。
実際に漆と金粉を用いた金継ぎは、接着剤と違い皿や湯飲みといった飲食用アイテムに使えること、金継ぎ部分に新たな美しさが生まれるといった点から海外でも大人気に。その一方、近年の金相場の爆上がりで本物の金粉を使う金継ぎは、趣味としてはなかなかお高いものになっています。

『KINTSUGI - A Journey Through The Broken Pieces』はSteamにて、1,200円(4月18日まで10%OFFの1,080円)で販売中。無料デモ版もあるので、金継ぎバーチャル体験としていかがでしょうか。
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください