
4月11日に「The Triple-i Initiative」にてマルチプレイサッカー『REMATCH』を現地時間6月19日発売と発表したSloclapが、海外メディアPC Gamerからのインタビューにて同作を有料販売としたことについて語っています。商業的成功への道は「いいゲームを作ること」と考えているなど、同社のゲーム制作における興味深い考え方が披露されています。
『Sifu』開発元が手掛ける新作サッカーゲームは現地時間6月19日発売
カンフーアクション『Sifu』で知られるSloclapは2024年12月に新作として『REMATCH』を発表。オンラインマルチプレイに対応した3人称視点のサッカーゲームであり、5対5でファウルがないルールや全選手のステータスが同じスキルベースのゲームプレイであることを特徴としています。
そんな同作について、現地時間6月19日にPS5/Xbox Series X|S/Windows向けに発売予定であることが「The Triple-i Initiative」にて発表されました。さらにリリースと同時にGame Passに対応となることも告知されています。
有料のマルチプレイゲームは成功しない?
海外メディアPC Gamerは『REMATCH』のクリエイティブディレクターPierre Tarno氏へのインタビューを実施。人気のマルチプレイゲームのほとんどは無料か、途中から無料化されたとして、同作が有料販売を予定している(Steam版は3,700円、PS5版は3,740円、Xbox Series X|S版は2,750円)ことについて質問しています。
Tarno氏によればそもそも「無料プレイは考えていなかった」ということで、「商業的に成功するための最良の、あるいは唯一の方法はただいいゲームを作ること」との考え方も披露しています。
その根底にあるものとしてSloclapではプレイヤーの知性やスキルをリスペクトしており、ゲーマーはゲームについて非常に正確な判断を下すと考えているとのこと。そのため十分に高品質で独自性があり、さらにリーズナブルであればプレイヤーは手に取ってくれるとも語っています。
『REMATCH』はPS5/Xbox Series X|S/Windows(Steam、Microsoft Store)向けに現地時間6月19日に発売予定。Game Passにも対応します。
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