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AGEIA Physxを前面に押し出したタイトルは今年春にリリースされたCellfactor: Revolutionがありましたが、この[b]Warmonger[/b]も同じく技術デモ的なタイトルで無料で提供されます。何でも壊せるという物理演算バリバリのゲームシステムが特徴です。
例えば建物の壁を壊して中に入る、階段を破壊して侵入を防ぐなどといった遊び方や、攻撃を回避するために利用していた壁が崩されるなんてことも起きます。しかし記事ではこういったことを32人対戦・64人対戦で実現出来るとしても、それでPhysxカードを買う価値はあるのだろうかと疑問を呈しています。
NetDevil(開発元)はダイナミックな環境破壊がFPSの標準になることを確信しているようだ。壁をぶち抜くというのは確かに明確な特徴ではあるが、それは本当に必要なことなのだろうか?わずかな時間しか見ることができなかったので今結論を出すことは出来ない
ビルやトンネル……つまり多くのゲームで地形扱いであるものを破壊して移動できるというのは、ただオブジェクトが壊れるのとは全く別の話ですからね。Warmongerのように前提として取り入れてるものは良いですが、それが他のゲームにとって役立つものかは分かりません。
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ゲームで使える武器は5種類あり、それぞれ破壊の効果が違うとのこと。RPGならほぼ全てを破壊出来ますが、ピストルでは木で出来たものくらいしか破壊出来ません。グレネードランチャーでも壁は壊せます。オンライン、オフラインともに全3モード(Team Deathmatch、Attack & Defend、Capture & Hold)、全6マップで遊べますが、全マップで何でも破壊できるようになっているというわけではないようです。
リリース日は未定です。急がないと補助的なGPUをグラフィックカードに載せて物理演算を担当させるなんてことになりPhysxカードはフェードアウトしてしまうのでは……。
[size=x-small](ソース: [url=http://pc.ign.com/articles/813/813177p1.html]IGN[/url])[/size]
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