国内版のパッケージアートはこちら。
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キャラクター自体、まさしく歌舞伎の赤獅子を模したものとなっています。右に主人公のボビー矢野(極楽丸という名前ではありません!)のバストショット、左に彼の全身像を配置し、デザインとしてはなかなかのもの。キャラクターの絵面が天外○境のオ○チ丸にそっくりですが、関係はありません。
そして北米版のパッケージアート(Kabuki Quantum Fighter)がこちらです。
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国内版とは別に、バストショットが左へ移動。そして歌舞伎の特徴でもある隈取りを、ささやかながら施されています。まだこれは良いのですが(?)、やたらとリアル感あふれる絵面は、強い存在感を嫌と言うほど出しております……。但し、右のゲームプレイイメージを見たところ、怪獣に投げられている(?!)など、何だか歌舞伎スタイルのキャラクターアクションとは似ても似つかぬ、ヘタレっぷり。本当に大丈夫?!
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都市の機能をコンピュータに制御され、そのコンピュータにアクセス出来なくなり、対策としてサイ・コンピュータと呼ばれる人間の意識を使うことでホストに侵入する実験体として、主人公のボビー矢野が選任される。彼の祖先は地獄・極楽丸と呼ばれていた。
・・という感じです。祖先がどういうことで活躍したのか、ゲームの中で末裔のボビーを助けるのかは[b]まったく無くて関係なし[/b]だそうです……。この点だけでも或る意味、素晴らしいかも知れません。彼の攻撃も髪によるものが1つだけありますが歌舞伎的なものはこれだけしかなく、あとはエネルギー砲、分裂砲、ボムやミサイルです。彼のアクションはボビージャンプ。ここまでタイトルと関係ないゲーム内容も、非常に珍しいのではないでしょうか?ちなみに制作はヒューマン・エンターテイメント(国内発売はパック・イン・ビデオ、北米はHAL Entertainment)。当時ならではの奇妙なセンス大爆発のタイトルです。
[size=x-small](ソース: [url=http://en.wikipedia.org/wiki/Kabuki_Quantum_Fighter]ウィキペディア(北米版)[/url])[/size]
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