秋の自動アップデートで正常だった本体がおかしくなるといった[url=http://www.gamespark.jp/modules/news/index.php?p=502]問題[/url]に絡み、米マイクロソフトは北米とカナダ圏で90日間と短かった保証期間を1年間に延長すると発表しました。元々日本では始めから1年間でしたが、新たに延長期間に含まれる分の修理代金まで返金するそう。
世代交代の5年間を性能は弄らない前提で計画され、最先端の部品を投入する機器としてはありえない物量を生産してビジネスを回転させるのが一般的な家庭用ゲーム機において、それゆえ初期不良問題というのは残念ながら毎度おなじみになりつつあります。
しかし個人的に毎回発売日に飛びつくタイプのユーザーとしては、無料で交換すれば済む初期不良問題で騒ぐよりも、保証期間を切れた後にやってくる製品寿命と修理代金のほうがむしろ気になります。ゲーム機の光ピックアップは、これまた他の製品ではあり得ないほど酷使されるため、最近では発売日に買ったゲーム機が世代寿命の5年間持たないケースがとても多いです。
(たとえば、現在49,800円のPS3のピックアップ不良(BDドライブ交換)の費用は…25,200円(税込)!とのこと。もちろん今は保証期間内ですが。)
一度買ったら世代交代まで使えるのが当然だった以前なら、熱心なゲームマニアにとってゲーム機というのは発売日に買ったほうがある意味安い買い物だったりもしていたのですが、普通に使ってて数年で物理的な寿命が来てしまうのはどうかと思います。残念ながらこれはメーカーに関係なく、光学ドライブ時代以降のゲーム機はほぼ共通してピックアップ部分に寿命が来ます…。
曲がりなりにも後方互換性が当たり前になったのはうれしいのですが、どのメーカーさんも本体の世代交代までは一度買った製品寿命を保証してくれませんかね?
[size=x-small](ソース: [url=http://www.gamespot.com/news/6163599.html]GameSpot[/url])[/size] [size=x-small](イメージ: [url=http://www.flickr.com/photos/dove72679/300342149/]flickr[/url])[/size]
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