現在Red 5 Studiosは、早くて2007年中のリリースを目標に新作MMORPGの開発に取り掛かっており、韓国の大手メーカーであるWebzenがパブリッシャーとして名乗りを挙げています。CEOであるMark Kern氏によれば、Red 5 Studiosが目指しているのは“オンラインゲーム業界におけるピクサーのような存在”。何故Blizzardを脱退したのかについては、「意見の食い違いから」ということですが、同時に「ビジネスモデルとして利益を生み出すことよりも、まずユーザーが楽しめる新しい体験とエンターテインメントを作り出すことにフォーカスしたい」と語っているのは、もしかするとユーザーの月額料金から莫大な利益を得ているWoWへの批判が含まれているのかもしれません。
過去にも、ビル・ローパー氏を含むDiablo IIの開発に関わったチームがBlizzardを去ってFlagship Studiosという別の開発会社を設立しています。彼らの新作[url=http://www.gdex.co.jp/?mode=search&pattern=detail&catid=&kindid=&itemid=101-11538]Hellgate: London[/url]や、今回のRed 5 Studiosが手掛けるMMORPGは、果たして成功を収めることができるのでしょうか。また、相次ぐキーメンバーの脱退で、今後Blizzardがどのように変わっていくのかも注目されそうです。
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