市場がとても単色でゲームの売り上げが流行の変化に移ろいやすい日本からみると、今ではすっかりPS2から携帯機のDSへと主役が移ってしまったかのような状態ですが、国土や階層によって市場の幅が広い海外では、どっこいPS2がまだまだ健在というニュースも結構入ってきます。
モルガン証券のアナリストが最近BusinessWeek誌に語ったところによれば、「PS2は、2008年まで続くでしょう。任天堂のWiiが業界をもっとも騒がせている間、マイクロソフトのXbox360が市場でビッグセールスを獲得する年でさえも、PS2がそれらを打ち負かすことさえあるという人もいます。」
記事によれば、$300で始まったPS2は現在$130にまでなりました。この値段でさえソニーには1台につき$8の利益が出ていて今年は$14億もの利益をサードパーティのライセンスから得るでしょう。一方でPS3では1台に付き$250の赤字が出て、今年度の損失予測は$17億だそうです。それゆえPS3が発売されても、ソニーはPS2向けを簡単には切り捨てないで続けていくだろうという内容です。
[size=x-small](ソース: [url=http://www.businessweek.com/globalbiz/content/dec2006/gb20061228_090512.htm?chan=top+news_top+news+index_businessweek+exclusives]BusinessWeek[/url])[/size] [size=x-small](イメージ: [url=http://www.flickr.com/photos/za3tooor/11581795/]Flickr[/url])[/size]
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